『GOSICK VII』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 20:08 UTC 版)
「GOSICK -ゴシック-」の記事における「『GOSICK VII』」の解説
ココ=ローズ 声 - 久川綾 ソヴュール国の王妃。1897年にフランスから嫁いで来た。「青い薔薇(ブルーローズ)」の愛称で、ブロマイドも発売されるなど、特に若い女性に人気があった。フランスから付き従っていた、自分と良く似たメイドと非常に仲が良かった。内向的な性格の持ち主で、王宮内での人間関係が上手くいかない孤独感からリヴァイアサンの存在を始めとしたオカルトにのめり込んでいく。1900年頃には王宮を出て郊外に移り住んだ。1914年にフランスからの使者の来訪を受け王宮に戻るが、王宮内において何者かに殺害された。この事件はソヴュール最大の未解決事件とされている。 実は1900年頃にリヴァイアサンとの間の子を産み、そのことを知った陛下に殺害された。しかし、この際に殺されたのは身代わりとなったメイドで、自らはそのメイドとして過ごしていた、存在しなくなった王妃殺害の事実を隠す為に、王妃とそっくりだった踊り子のニコル・ルルーを影武者とした。1914年に王宮内で殺害されたのは、ニコル・ルルーである。 1897年に嫁ぎリヴァイアサンの子を持つ本物の王妃は生存しており、その息子とともに農民として暮らしている。 ジンジャー・パイ 声 - 斎藤恵理 コルデリア・ギャロの踊り子時代の仲間。本人いわく「姉妹みたいにいつも一緒」だったとのことで、コルデリアの事情も知っていた。現在は女優をしており、ココ=ローズの死を題材にした舞台「ソヴレムの青い薔薇」にも出演している。 ニコル・ルルー ジンジャーが新人だった頃の同僚の踊り子。ココ王妃と顔が似ており、「下町の青い薔薇」と呼ばれていた。1900年頃に秘書の募集に応じてそのまま失踪。 実は秘書の募集は建前で、実態はココ王妃の影武者を募集するためのものであった。1914年に王妃に会いに来たフランスの使者に影武者であることが露見してしまうことを避ける為、使者に会う直前に王妃として殺害されていた。 ルパート・ド・ジレ 声 - 志村知幸 ソヴュール国王。称号は陛下。ココ王妃の美しさに魅かれていたが、彼女がオカルトにのめり込むに従い仲が冷えていったらしい。王妃を手に掛けたことを後悔していたようだが、後にジュピターから真実を告げられる。
※この「『GOSICK VII』」の解説は、「GOSICK -ゴシック-」の解説の一部です。
「『GOSICK VII』」を含む「GOSICK -ゴシック-」の記事については、「GOSICK -ゴシック-」の概要を参照ください。
- 『GOSICK VII』のページへのリンク