『霧の中のジョニー』(アニメ版9話)登場分
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ジョニー 声 - 江原正士 西欧の吸血鬼。一ヶ月前、フランスから日本にやってきた。 ねずみ男を秘書として雇い総理を狙う。その過程で鬼太郎の話を聞き、まずは鬼太郎の始末を目論んだ。ギターの音色で相手を魅了させたり吸血コウモリの群れを操ったりでき、この力で鬼太郎を魅了し油断した隙にその体を注射液で溶かしてしまう。しかし、その後目玉の親父と鬼太郎の髑髏に邪魔されて総理を襲い損ね、これをねずみ男の仕業と考え彼を別荘崖下の砂地獄に落とす。続けて鬼太郎の髑髏と肉体の入った壺も砂地獄に落とそうとしたが、眼窩から飛び出した目玉の反撃を受けて自らも転落してしまう。 最後は目玉に救出されたねずみ男を追って砂地獄から脱出、彼らを館の中に追い詰めるが、壁を破って脱出され館ごと焼かれた(アニメでは砂地獄からの脱出を試みた際、燃える館が落下してきてこれの巻き添えになった)。 目玉の親父は終戦の際に来日したと推測しているが、ジョニー本人は150年前(時期的に1810年頃)から日本に別荘を建てていた。 『ゲゲゲの鬼太郎』では「吸血鬼エリート」や「チャランポラン」という名前で登場。そちらの詳細はゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター#外国妖怪を参照。 池田勇人(アニメ版では池垣勇人) 声 - 西村知道 日本の総理大臣でありその名の通り『霧の中のジョニー』が発表された当時の総理大臣だった池田勇人をモデルにしたキャラクターである。 ジョニーに狙われたため鬼太郎を雇う。鬼太郎がジョニーを倒したら勲章と日本国籍を授与するつもりだったが、鬼太郎親子は「そんな物ない方が自由でいい」と受け取らなかった。 ハエ 目玉親父がねずみ男によって(鬼太郎が溶かされたと聞いて気絶したのを、心臓麻痺で死んだと勘違いされて)ジョニー宅の便所に落とされた際、手懐けたウジが羽化したもの。目玉を吊って便所を脱出(この構図からするとハエとしては極度に大きいが)し、砂地獄に落ちたジョニーから脱出用の縄梯子のことを聞き伝えるなど、目玉をサポートした。 アニメでは目玉が落とされた時点から成虫だった。マガジン版の改作「吸血鬼エリート」では、以前鬼太郎に助けられたコガネムシ(糞虫)がエリートを追跡する目玉と出会い同行する形に置き換わっている。
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