「横手やきそば」としての町おこし
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「横手やきそば」の記事における「「横手やきそば」としての町おこし」の解説
2001年、焼きそば好きの横手市男性職員の一人が、焼きそば提供店の食べ歩きをインターネット上で紹介、これを機に横手やきそばを利用した町おこしが始まる。以後、横手市では、「横手やきそば担当」という新たなセクションを産業振興・観光セクションに設け、この市職員を初代・横手やきそば担当とした(現在5代目)。この年に市内のやきそば提供店が中心となって「横手やきそば暖簾会(よこてやきそば のれんかい)」を設立した。暖簾会は、横手やきそばの知名度が上がるにつれて本場の横手やきそばとはかけ離れた商品が現れ、ブランド価値が下がるのではないかという懸念があったため、設立に至った。2008年には、地域団体商標申請も視野に入れ協同組合化も実現した。(地域団体商標は2009年7月7日出願・地域団体商標登録願2009-051140号)現在、協同組合横手やきそば暖簾会は46店舗になる。スーパーマーケット向け商品の開発や販売促進、「B-1グランプリ」をはじめとしたグルメイベントへの出店などでPR活動を行っている。 2007年から、市内の横手やきそば店の資質向上を目指し「横手やきそばグランプリ実行委員会」が結成され、毎年秋にその年の四天王決定戦を実施している。はじめに覆面の審査員が、およそ2ヶ月間、覆面(麺)の食べ歩き調査(予選会)を夏に行い、上位10店舗を選出。本選の四天王決定戦は、秋田ふるさと村で実施され、上位4店舗がその年の四天王店として認定され、1年間営業できることになっている。 2010年1月から、横手やきそば道場を定期的に開催(横手やきそば暖簾会主催)、公認店舗として横手やきそばを提供しようとする全国各地の愛好者に門戸を広げる活動を始めた。 その他、横手やきそばのPRを目的にマスコットキャラクター「やきッピ」の作成なども行った。
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