「千曲川」とは? わかりやすく解説

「千曲川」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 01:34 UTC 版)

五木ひろし」の記事における「「千曲川」」の解説

1975年勝負作として投入され旅情演歌「千曲川」はもともと猪俣公章春日はるみ新人時代川中美幸)の不振打開するために用意した作品で、星野哲郎によってタイトル(「笛吹川夜曲」)も詞も既にでき上がっており、LP収録された。しかし、かねてより五木の“NHK紅白歌合戦での初トリ2回目の日本レコード大賞獲り”を願っていた山口洋子は、この三拍子メロディー美しさ惚れ猪俣からこれ譲り受ける信濃川と名前を変え滔滔(とうとう)と日本海に注ぐ“日本一大河千曲川を詠った明治文豪島崎藤村の「千曲川旅情の歌」に感銘受けた山口は、これを「千曲川」に改題し敢えて現地には赴かずに東京居ながら現地情景憧憬にも似た想いで詞を練ったという。その際演歌ありがちな愛や色恋や情の部分廃した。これらが功を奏し最高位6位、登場週数42週、45万枚超える売上げ記録五木代表作のひとつとなる。 この曲で第4回東京音楽祭国内大会ゴールデン・カナリー賞を2年連続2回目受賞世界大会2年連続2回目出場また、第4回FNS歌謡祭'75音楽大賞下期最優秀視聴者賞4期連続4回目)、第1回日本テレビ音楽祭グランプリ第6回日本歌謡大賞放送音楽賞5年連続5回目)、第6回日本歌謡大賞放送音楽特別連盟賞(受賞理由5年連続での放送音楽賞受賞に対して)、第17回日本レコード大賞最優秀歌唱賞2年連続2回目通算連続ともに歴代第1位)をそれぞれ受賞初めての白組トリ務めた第26回NHK紅白歌合戦でも歌われた。 五木この曲について音域意外に広く迂闊に歌えない難しい曲」と語っている。山口晩年「(自身の作品の中で)今でも千曲川”が一番好きです」と述懐している。後年、この歌碑長野県戸倉上山田温泉萬葉公園内の千曲川を臨むことのできる位置建立される。

※この「「千曲川」」の解説は、「五木ひろし」の解説の一部です。
「「千曲川」」を含む「五木ひろし」の記事については、「五木ひろし」の概要を参照ください。

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