「午前2時の転校生」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:11 UTC 版)
「真夜中のパン屋さん」の記事における「「午前2時の転校生」」の解説
美作 元史(みまさか げんじ) こだまと孝太郎の父親。1巻にも登場している。神の手を持つと言われるほどの優秀な脳外科医。安倍周平とは高校時代からのクラスメイトで友人であり、彼の父に触発されて医師を目指した。 良くも悪くも現実的且つ論理的思考の持ち主で、自己中心的な言動の上に人の心の機微に頓着しないので敵が多く、周りにも非情で取り付く島もない人間と思われている。優しさや情愛は持ち合わせているものの、独善的な手段で示すことが多いため、理解されにくい。 美作 孝太郎(みまさか こうたろう) 元史の長男で、こだまの異母兄。こだまと同じく婚外子で、実母の結婚により義父に厭われ、元史に引き取られた。ひきこもりになっていたが、高校3年の学年新学期に、希実の高校に転入しクラスメイトとなる。学校を含め、どこに行くときも「アンジェリカ」という名の腹話術人形を伴い、会話という形のひとりごとを言う。 安倍 周平(あべ しゅうへい) 新宿の歓楽街に診療所を構える医者で、子供の頃からの魔法使い志願者という変わり者。190㎝の長身。高校3年のときの美作元史のクラスメイトで、織絵がこだまを身ごもった頃は、美作元史の同僚医師でもあったが、他の医師の起こした医療過誤の身代わりとなって辞任している。 言葉巧みで人あたりが良く、マインドコントロールを疑わせるほどに、人の懐に入り込むことが異常に上手い。ソフィアと織絵を通じて「ブランジェリークレバヤシ」のイートイン常連になって他の客の占いなどもしていたが、ソフィアの店は五股が発覚して出禁を食らっている。
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