「ブルゾンちえみ」の芸風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 02:32 UTC 版)
「藤原史織」の記事における「「ブルゾンちえみ」の芸風」の解説
漫談、コント。前髪を切り揃えている。メイクはコシノジュンコをリスペクトし、外国のSNSのインスタグラムを参考にしているほか、K-POPの影響もあるという。キャリアウーマン、外科医、デザイナーなどの社会人女性キャラになりきり、ダンスやパフォーマンスを入れながら恋愛が苦手な女性たちに向けて上から目線でアドバイスをするというネタを持つ。同じ事務所所属の後輩コンビ・ブリリアン(ワタナベコメディスクール23期生出身)を"with B" として従えて披露するネタも多い。ちえみ自身が、外国のアーティストが複数の男性をはべらせて踊っているのを一度はやってみたいと思って、同じ事務所の後輩の中で「一番“シュッ”とした感じ」と思ったブリリアンに声をかけた。ブリリアンは事務所ライブなどにおいては「ファッショナブルパフォーマー」などとも紹介されているが、彼らの「モテますエピソード」などのネタを見ても「全然そう思えなかった」ので「正直、最初はこの2人のことが嫌いだった」とのことである。 ネタのレパートリーには「キャリア・ウーマン」、「彼氏のお願いに仕方なく答えています」、「我慢してても、出ちゃうものは、出ちゃうんです」、「つける、つけない、で昨晩彼氏と揉めました」、「筋肉のゴールデンタイム」、「命を狙われる女スパイ、極秘任務遂行中」などがある。「体が動くのと一緒にピチッとなるので、こういう感覚が大事」としてタイトスカートを舞台衣装にしている。「キャリア・ウーマン」のネタの中で使用している曲は、オースティン・マホーン「ダーティ・ワーク」である。YouTubeの動画を見ていくうちにこの曲のミュージックビデオを関連動画で見つけ、これがオフィスの設定ということだったので、この雰囲気でネタをやりたくて選曲したと言っている。台詞においての語呂はとても気にしているとのこと。 本人曰く、ネタを作るのが得意ではない。ネタ見せのときもいつもギリギリまでできず、キャリアウーマンのネタの場合も、そのコンセプトと「ダーティ・ワーク」の選曲を決めたのはネタ見せ当日の朝であり、ネタの流れはネタ見せの会場に入ってから自分の出番までに考えたという切羽詰まった状況だったとのこと。ウケはしたが、自信のネタではなく「こんなネタを見せてしまった」というような罪悪感があった。しかし先輩たちの評価がよかったなどのことから徐々に自信を持つようになっていった。 このほか「他にセレブが言いそうな一言シリーズ」がある。ネタによってはフリップを持ちながらパフォーマンスをする。
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