(-)-ミアンセリンとは? わかりやすく解説

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ミアンセリン【mianserin】

読み方:みあんせりん

四環系抗鬱薬一つ神経伝達物質ノルアドレナリンの放出促進し抑鬱状態改善する


(+)‐ミアンセリン

分子式C18H20N2
その他の名称(+)-ミアンセリン、(+)-Mianserin、(14bS)-1,2,3,4,10,14b-Hexahydro-2-methyldibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine(S)-(+)-ミアンセリン、Org-4360、[14bS,(+)]-1,2,3,4,10,14bα-Hexahydro-2-methyldibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine、(14bS)-2-Methyl-1,2,3,4,10,14bα-hexahydrodibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine(S)-ミアンセリン、(S)-Mianserine
体系名:[14bS,(+)]-1,2,3,4,10,14bα-ヘキサヒドロ-2-メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン、(14bS)-1,2,3,4,10,14b-ヘキサヒドロ-2-メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン、(14bS)-2-メチル-1,2,3,4,10,14bα-ヘキサヒドロジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン


(−)‐ミアンセリン

分子式C18H20N2
その他の名称(14bR)-1,2,3,4,10,14b-Hexahydro-2-methyldibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine(-)-ミアンセリン、(-)-Mianserin、(R)-(-)-ミアンセリン、Org-5859、[14bR,(-)]-1,2,3,4,10,14bβ-Hexahydro-2-methyldibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine、(14bR)-2-Methyl-1,2,3,4,10,14bβ-hexahydrodibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine(R)-ミアンセリン、(R)-Mianserine
体系名:[14bR,(-)]-1,2,3,4,10,14bβ-ヘキサヒドロ-2-メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン、(14bR)-1,2,3,4,10,14b-ヘキサヒドロ-2-メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン、(14bR)-2-メチル-1,2,3,4,10,14bβ-ヘキサヒドロジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン


ミアンセリン

分子式C18H20N2
その他の名称ミアンセリン、Mianserin、1,2,3,4,10,14b-Hexahydro-2-methyldibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine、Mianserine
体系名:2-メチル-1,2,3,4,10,14b-ヘキサヒドロジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン1,2,3,4,10,14b-ヘキサヒドロ-2-メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン


ミアンセリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/11 17:28 UTC 版)

ミアンセリン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
投与方法 経口
識別
CAS番号
24219-97-4 21535-47-7(塩酸塩)
ATCコード N06AX03 (WHO)
PubChem CID: 4184
KEGG D08216
化学的データ
化学式 C18H20N2
分子量 264.365
テンプレートを表示
ミアンセリン(テトラミド®錠)30mg

ミアンセリン(英:Mianserin)は、抗うつ薬として用いられる有機化合物の一種。ラセミ体である。においは無く、味は苦い。メタノールにやや溶けやすくトルエンに溶けにくい。

四環系抗うつ薬の一種で、塩酸塩が1966年にオランダオルガノン社(現メルク・アンド・カンパニー)により開発された。日本では1983年に上市された。2022年現在、オルガノン[1]製造販売、第一三共販売提携でテトラミドという商品名で発売されている。うつ病・うつ状態の治療薬に使用される。

作用機序

シナプス前膜にあるアドレナリンα2受容体を阻害することにより、神経シナプス間隙へのノルアドレナリンの放出を促進し、受容体への刺激を増進することにより、抗うつ作用を示す。抗コリン作用は極めて弱い。

適応症

うつ病・うつ状態

禁忌

慎重投与

種類

  • 錠剤:10mg,30mg

副作用

重大な副作用としては

がある。

関連項目


  1. ^ ミアンセリンを開発したオランダのオルガノンがシェリング・プラウを経て2009年にメルク・アンド・カンパニーに統合された後、2021年に分社化された法人である。

ミアンセリン(テトラミド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 15:31 UTC 版)

抗うつ薬」の記事における「ミアンセリン(テトラミド)」の解説

α2受容体遮断することでノルアドレナリンの放出促進する抗ヒスタミン作用が強い薬物である。心毒性がないため非常に使いやすい抗うつ薬である。呼吸抑制鎮静という副作用がある。SSRIとの併用による増強効果報告されている数少ない薬物である。

※この「ミアンセリン(テトラミド)」の解説は、「抗うつ薬」の解説の一部です。
「ミアンセリン(テトラミド)」を含む「抗うつ薬」の記事については、「抗うつ薬」の概要を参照ください。

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