ニュース・パレード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 09:10 UTC 版)
ネット局
2024年4月改編時点。全て同時生放送。全局、「radiko」・「radiko.jpプレミアム」で聴取可能。
この表は、地域や都道府県の配列に際し、日本民間放送連盟公式サイト「会員社」ページの表記に準じて記載している(一部に例外あり)。
放送対象地域 | 放送局名 | その他 |
---|---|---|
関東広域圏 | 文化放送(QR) | 制作局 単独番組 |
北海道 | STVラジオ | 『まるごと!エンタメ〜ション』内(月曜) 単独番組(火曜 - 金曜) |
青森県 | 青森放送(RAB) | 単独番組 |
岩手県 | IBC岩手放送 | |
秋田県 | 秋田放送(ABS) | |
山形県 | 山形放送(YBC) | |
福島県 | ラジオ福島(rfc) | 『ORANGE TIME』内 |
山梨県 | 山梨放送(YBS) | 単独番組 |
長野県 | 信越放送(SBC) | |
新潟県 | 新潟放送(BSN) | 『四畳半スタジオ』内(月 - 木曜) 『スーパー・ササダンゴ・マシンのセッパン!~Let's Update, from JIBARA to SEPPAN!!~』内(金曜) |
静岡県 | 静岡放送(SBS) | 単独番組 |
富山県 | 北日本放送(KNB) | |
石川県 | 北陸放送(MRO) | |
福井県 | 福井放送(FBC) | |
中京広域圏 | 東海ラジオ放送(TOKAI RADIO) | |
近畿広域圏 | ラジオ大阪(OBC) | |
京都府・滋賀県 | KBS京都 KBS滋賀[注 7] | |
和歌山県 | 和歌山放送(wbs)[注 8] | 『wbsニュース5』内[注 9] |
広島県 | 中国放送(RCC) | 単独番組 |
山口県 | 山口放送(KRY) | |
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | |
岡山県 | RSK山陽放送 | |
香川県 | 西日本放送(RNC) | 『RNCイヴニング415』内[注 10] |
愛媛県 | 南海放送(RNB) | 『ニュースな時間』内 |
高知県 | 高知放送(RKC) | 単独番組 |
徳島県 | 四国放送(JRT) | |
福岡県 | 九州朝日放送(KBC) | 単独番組[注 11] |
長崎県・佐賀県 | 長崎放送(NBC)[注 12] NBCラジオ佐賀 |
単独番組 |
熊本県 | 熊本放送(RKK) | |
大分県 | 大分放送(OBS) | |
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | |
鹿児島県 | 南日本放送(MBC) | |
沖縄県 | ラジオ沖縄(ROK) | 『ユーグラデーションタイム チョイス!!』内 |
QR以外のネット局からニュースや取材レポートを直接伝える場合には、QR側のキャスターが「(担当局)からお伝えします」と言ってから放送する。ネット局が取材で収録した音源をニュースで使用する場合には、キャスターがニュースの最後に、「(取材局)の協力でお送りしました」というクレジットを入れる。
ネット局について
- 1959年の放送開始当初は文化放送、ラジオ大阪、九州朝日放送の3局ネットだったが、1960年4月には前年にラジオ東海と近畿東海放送が合併し中京広域圏としてエリアを拡大した東海ラジオにもネットを開始した。その後、NRN結成(1965年5月)を機にネット局が拡大した。 青森放送は1967年4月8日から[5]、北陸放送では、JRNシングルネットからNRNとのクロスネットへの移行(1980年12月1日)を機に同時ネットを開始した。
- NPB加盟球団の本拠地が放送対象地域内にあるネット局(東海ラジオ、中国放送、九州朝日放送。かつてはSTVラジオも該当)では、NPBのデーゲーム(主に地元球団が関与する公式戦)中継が当番組の時間帯と重なる場合に当番組を休止する。当番組にスポンサーが付いている場合には、スポンサーのCMのみ中継に挿入するため、局によっては同じCMが複数回にわたって流れることがある[注 13]。
- 文化放送でも、埼玉西武ライオンズのデーゲーム中継(『文化放送スポーツスペシャル・埼玉西武ライオンズ戦実況中継』として放送)を延長した場合に、自社(関東ローカル)向けの放送を休止したうえで、ネット局への裏送りを実施することがある。
- 1970年4月から1978年9月までは、兵庫県を放送対象地域に定めるラジオ関西もネット局に加わっていた。ラジオ関西は当時NRNに加盟していたが、1978年4月の脱退にともなって当番組のネットを終了した。兵庫県内の取材については、放送対象地域が重複するラジオ大阪が担当を引き継いだ。ラジオ大阪はNRNのシングルネット局で、1975年3月までは、ラジオ関西と同時に当番組をネットした。県内の一部地域では、両局で当番組を聴取できた。
- ラジオ大阪では、夕方での全国ニュースが復活した当初、全国ニュースに自社発のローカルニュース・天気予報・交通情報を組み合わせた単独番組として17:00 - 17:30に編成した。後に、全国ニュースのみの全編同時ネットへ移行した。2005年4月から2010年3月までは『NEWSワンダーランド』→『街角ステーション 僕らのラジオ』、2010年6月から2018年3月までは『高岡美樹のべっぴんラジオ』(いずれも自社制作の生ワイド番組)へ内包していたが、2018年4月以降は全国ニュースのみの単独番組として編成した。自社制作による単独番組としての定時ニュース枠を2019年9月でいったん全廃したため、同年10月から2022年2月までは、定時ニュースとしては土・日曜日を含めて唯一の単独番組と扱われていた(自社制作分については2022年3月から土曜日の13時台後半限定で単独番組としての編成を復活)。また、他のネット局と違って、少なくとも2019年頃からはフリーアナウンサーの桐山隆(放送上の名義は局名無しの「桐山隆アナウンサー」)が大阪府・兵庫県・奈良県内の取材リポートを主に担っている。ただし、このエリア内で重大な事件・事故が発生した場合(2022年7月8日の午前中に奈良市内で発生した安倍晋三銃撃事件など)や、ネット局が共通のテーマに沿って取材する企画へラジオ大阪が参加する場合には同局アナウンサーの藤川貴央が出演する。
- 静岡放送では、1980年代に『SBSラジオ夕刊』へ内包し、オープニングも同番組で独自に放送していた。
- 新潟放送では2017年3月まで、自社で制作する生ワイド番組の中で、当番組と同名のコーナーを自社制作で放送していた。しかし、同年の4月改編から始まった『BSN NEWS ゆうなび』では、文化放送の制作分を同時ネットで内包した。2019年の10月改編で同番組が終了したことを機に、2024年3月までは単独番組として編成していた。2024年4月からは表に示す通り生ワイド番組に内包。なお、過去にも生ワイド番組の中で同時ネットを実施していた時期があった(ネットそのものがない時期もあった)。
- 東海ラジオと信越放送では、2020年9月25日放送分まで長らく自社制作の生ワイド番組に内包してきた(東海ラジオは90年4月開始の「気分はほっと」からでそれまでは単独番組であった。なお「気分はほっと」ではニュース・パレードに引き続きローカルニュースを放送するという、それまでの単独番組時代にはなかった構成となった)。両局とも、同年の10月改編で平日午後 - 夕方帯の自社制作番組を大幅に変更したことにともなって、改編初日の9月28日(月曜日)放送分から単独番組として編成している。
- 東北放送では当番組を放送しないが、放送対象地域である宮城県内の取材を担当するとともに、取材リポートの裏送りを随時実施している。県内向けには自社で制作する『TBCニュース』の中で全国ニュースを伝えているが、当番組にスポンサーが付いている場合には、スポンサーのCMのみ放送する(事実上の企画ネット番組扱い)。
- 北日本放送では、2023年4月からの月 - 木曜日において、当番組の本編終了後にJRNネットワークセールスでの1分間のCM放送枠を設けている。TBSラジオが平日の午後 - 夕方帯での放送を前提に制作してきたJRNネットワークセールス番組のうち、前月(3月)で放送枠が廃止された月 - 木曜分のCMの放送を企画ネット方式で続けていることによる。
夜間放送期間中の扱い
- ラジオ大阪では、夜間放送の後期(1979・1980年)のみ、同時ネット方式で『JAM JAM OSAKA』(自社制作の深夜番組)に内包していた。
- 東海ラジオは他局より、15分遅れの22:45に開始した。全国ニュースは10分間と5分短く、土曜も素材のみをネット使用して、18:00から放送していた。1980年10月の夕方移行後も、しばらくは16:50からの放送と他ネット局と放送時間が異なっていた[注 15]。
- 新潟放送・信越放送では、企画ネット番組として本編を自社で制作した。東北放送・山梨放送・南海放送・大分放送は、自主編成を優先したため放送しなかった。
- 信越放送では、放送時間が夕方に移行した後も、1997年3月まで『おかえりラジオ500』(自社制作の生ワイド番組)の中で企画ネットを継続した。『SBCニュースパレード』というタイトルで、当番組のCMのみ放送していた(ただし、1986年秋時点では平日の17:00 - 17:20に単独番組として放送した[6])。『おかえりラジオ500』の終了(同年4月)を機に、文化放送との同時ネットを開始した。
注釈
- ^ 深夜放送 時代
- ^ 日曜は18:45
- ^ 移動当初から1983年3月までは、『ニュースハイライト』(『ネットワークトゥデイ』の前身に当たるJRN全国ニュース)が平日の18時台に編成されていた(同年4月から17時台の後半へ移動)。
- ^ ラジオ大阪でも、『ニュースレーダー』と改題したうえで同時ネットを実施した。ローカルニュース・天気予報については、自社のスタジオから関西ローカル向けに放送していた。
- ^ 『お昼の…』は、その後、『NEWS NOW』 → 『ニュース・パンチ!』を経て、現在の『ランチタイム ニュース』(『くにまる食堂』の12:01 - 12:08頃のコーナー)に至っている。
- ^ 1980年4月改編時点での放送時間は平日の6:30 - 7:30で、細川隆一郎がキャスターを担当した。細川の冠コーナー(「細川隆一郎の背骨をのばして」「細川隆一郎のおはよう電話」)を組み込むなど、生ワイド番組に似た構成で放送していた。
- ^ KBS京都は滋賀県の取材も担当するが、その際のアナウンスはKBS京都のままで、当局の読み上げは無い。
- ^ 以前は奈良県の取材も担当していたが、現在はラジオ大阪が担当している。
- ^ 編成上は内包扱いだが、実際には『ニュース5』本編は17:15開始のため、実質的には独立番組扱いとなる。
- ^ 2024年3月29日までは単独番組として放送されていたが、2024年4月1日からはRNCイヴニング415の内包番組に移行
- ^ 2023年4月3日より、『ハッピーアワー』が当番組をまたぐ形で放送されており、番組全体で見れば内包だが、編成上は独立させて扱っている。
- ^ 長崎放送は佐賀県の取材も担当するが、その際のアナウンスはNBCラジオ佐賀である。
- ^ 2013年7月15日にKBCが17:00から放送した「KBCホークスナイタースペシャル・ロッテ×ソフトバンク」(QVCマリン、QRからの裏送り)ではスポンサーのCMが複数回、放送された。2013年9月23日に「KBCダイナミックホークス実況中継」として、12:55 - 16:45に放送した同カードの中継では、当番組放送前に終了したにも拘らず、エンディング前にスポンサーのCMが放送され、17:00からの当番組でも、同じCMが放送された。
- ^ 同局の報道部門はJRNにもNRNにも係っていない。
- ^ 17:00からの同時ネットに移行した時期については不明。
- ^ a b c d 現スポンサー表記は「電気事業連合会」。当時は同連合会の1社協賛。なお、この当時は沖縄県は米国統治下であり、日本復帰まで沖縄電力自体存在せず、琉球電力公社として存在した。また、復帰と同時に電力公社から日本の特殊株式会社に移管設立した沖縄電力が同連合会に加盟したのは2001年になってからで、それまでは非加盟だった。
- ^ a b 1966年頃
- ^ a b 1978年頃
- ^ 重要なニュースがある時は省略する。
- ^ 実際に、青森放送(前者)とSTVラジオ(後者)で、この様な違いが見られた。
- ^ 白井は1987年3月でキャスターを降板し、後任が西山になったが、オープニングのナレーションのみ続投していた。
- ^ かつては全日本トラック協会、日本チェーンドラッグストア協会、DAIHATSU(ダイハツ)などが交代で、スポンサーを務めていた。
- ^ 同社は2008年の1月下旬、11月上旬にYKK APが取り扱う一部の防耐火個別認定商品に関する問題でCMを自粛。この間は提供ナレーションとヒッチハイクCMも含め、ACのCMに差し替えた。
- ^ 『この後は』と『お送りする』の間に『○○(スポンサー名)が』のコメントを入れていた時期があった。
- ^ ノンスポンサーの時期はこのくだりは割愛された。
- ^ 本番組が自社制作のワイド番組へ内包されていた時期は、それに応じた文面のナレーションに変更されていた(ナレーションも、ワイド番組のパーソナリティが担当)他、『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』放送日用の特別仕様ナレーションが使われたこともあった。
- ^ 後者は省かれることがあり、その場合は『ニュース・パレードでした』で終わる。
- ^ a b ラジオ大阪は白井の提供アナウンスのみとなっていた。
- ^ a b 冬季は「こんばんは」
- ^ ただし、太田が担当するようになってから「こんにちは or こんばんは」が省略される場合があった。
- ^ オープニング スポンサーは付いていない(エンディング スポンサー1社のみ)。その代わりに、番組本編前にネット セールス向けスポットCMが20秒 × 3本(3社・団体分)流れていた。
- ^ 2011年3月11日 午後2時46分発生の東日本大震災の影響で、同日の当番組はNRN報道特別番組扱いで放送した(一部地域は自社製作かJRNの報道特別番組をネット受けしたため休止した)。YKK APのCM、提供アナウンスは無かった。翌週の2011年3月14日 - 2011年4月29日 放送分は、YKK APのCMは同社の東北事業所(宮城県大崎市にある主力工場)の損傷による操業停止(2011年4月6日に操業再開)の影響で、ACジャパンに再び、差し替えられ、提供アナウンスはカットされた。同年5月2日放送分より、提供アナウンスとCMは復活した。
- ^ 同CM枠は2012年3月30日まで、27年半に渡り放送していた「川中美幸 人・うた・心」のカウキャッチャーで流されていたCM素材と同じ。
- ^ 文化放送と新潟放送は鈴木敏夫のアナウンスのみ。他は白井静雄のアナウンスとBGM。STVラジオでは、提供アナウンスの後、BGMは流れず、直ぐに自社スポットが流れる。
出典
- ^ 清水克彦 公式ホームページ「ニュースパレード賞受賞式」
- ^ “文化放送の石川真紀アナが退社を発表 25年の経験は「どれも私の宝物」リスナーに感謝”. 日刊スポーツ. (2022年3月18日) 2022年3月18日閲覧。
- ^ 文化放送『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』、2019年5月1日放送分より。
- ^ 1965年7月の山口放送ラジオ番組表
- ^ 出典:青森放送40年表37頁から。
- ^ 出典・『ラジオ新番組速報版(現在のラジオ番組表)』(三才ブックス)1986年秋号に掲載(P96-97)の信越放送番組表
- ^ 文化放送 2021-2022 年末年始特別番組情報!>文化放送報道スペシャル マイクの一年 - 文化放送(2021年12月21日)2024年4月2日閲覧。
- ^ 文化放送 2021-2022 年末年始特別番組情報!>文化放送 スポーツスペシャル マイクの一年 - 文化放送(2021年12月21日)2024年4月2日閲覧。
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