針とは? わかりやすく解説

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しん【針】

読み方:しん

[音]シン(呉)(漢) [訓]はり

学習漢字6年

[一]シン

ぬいばり。「針小棒大運針

漢方で、治療用いるはり。「針灸(しんきゅう)・針術

目盛り方向を示すはり。はりのようにとがったもの。「針路検針指針磁針短針秒針方針避雷針

[補説] 2は「鍼」と通用

[二]〈はり(ばり)〉「針医針金注射針

難読針孔(みぞ・めど)


はり【針】

読み方:はり

布などを縫う、細くて先のとがった金属製道具一方のはしに糸を通す穴(めど)がある。縫い針また、布を刺して留めるための穴のない留め針待ち針もある。

形や用途1似ているもの。

㋐サソリ・ハチなどのもつ、他の動物刺して毒を注入する器官

注射器先端につけ、皮膚などに刺して薬剤注入する器具注射針

レコード盤面の溝をなぞり、振動をひろい伝えるもの。レコード針。

編み物用い棒針の類。

書類などをとじるための金具。「ホチキスの—」

植物のとげ。

枳殻(からたち)の生垣すき間もなく—を立てて」〈蘆花思出の記

時計計器目盛り指し示すもの。「磁石の—」

裁縫。おはり。「—を習う」

感情刺激すること。害意。「言葉に—を含む」

助数詞的に用いて、針で縫った目数数えるのに用いる。「傷口を五—縫う」

[下接語] 御(お)針・縫い針(ばり)網結(あみすき)針・編み針置き針返し針・鉤(かぎ)針・掛け針蚊針革針擬餌(ぎじ)針・絹針・絎(くけ)針・毛針小町針仕付け針千人針・空(そら)針・畳針釣り針・綴(と)じ針・留め針縫い針刃針平針棒針待ち針メリケン針木綿針


はり 【針】

旧石器時代後期に骨角製の針があった。古代オリエント王朝時代には黄金製のものが現れた。鉄器時代になって針ができた。鋼製針の発明者中国人といわれる洋の東西共に針に関する種々の習俗がある。西洋では男根象徴とされ、ひいては結婚象徴ともする日本には、正月三箇日お盆に使うなとか、寒中にこれを買うと火難遭う、などの俗信がある。昔話にも出てくる。昔のアイヌ針を貴重品とし、コタン一本だけを共有しなくする大騒動だったとの伝承がある。→ 針供養

作者加藤明治

収載図書ねぼすけ時計
出版社小峰書店
刊行年月1986.3
シリーズ名新選・子どもの文学


作者カレル・チャペック

収載図書ポケットから出てきたミステリー
出版社晶文社
刊行年月2001.11

収載図書ありふれた殺人カレル・チャペック短編集 3
出版社青土社
刊行年月2008.6


作者朔立木

収載図書深層
出版社光文社
刊行年月2002.9

収載図書深層
出版社光文社
刊行年月2007.10
シリーズ名光文社文庫


作者永野するみ

収載図書勿忘草恋愛ホラー・アンソロジー
出版社祥伝社
刊行年月2003.1
シリーズ名祥伝社文庫


作者島木健作

収載図書島木健作全集 第11巻 新装版
出版社国書刊行会
刊行年月2003.12


作者石上玄一郎

収載図書石上玄一郎作品集 第1巻
出版社日本図書センター
刊行年月2004.2

収載図書石上玄一郎小説作品集第1巻
出版社未知谷
刊行年月2008.2


作者ロバート・ブロック

収載図書血は冷たく流れ
出版社早川書房
刊行年月2006.3
シリーズ名異色作家短篇集


作者乾荘次郎

収載図書金蔵破り目代出入り衆新十郎事件
出版社ベストセラーズ
刊行年月2007.9
シリーズ名ベスト時代文庫


作者広津和郎

収載図書広津和郎全集 第1巻 小説 1 〔新装普及版
出版社中央公論社
刊行年月1988.6


作者遠藤周作

収載図書現代怪談集成 〔新装版
出版社立風書房
刊行年月1993.7

収載図書蜘蛛
出版社出版芸術社
刊行年月1996.3
シリーズ名ふしぎ文学館

収載図書新撰怪奇小説集 「恐」の巻
出版社講談社
刊行年月2000.2
シリーズ名講談社文庫


作者フィリップ・リドリー

収載図書恍惚フラミンゴ
出版社早川書房
刊行年月1993.11
シリーズ名Hayakawa Novels


作者ロバートR.マキャモン

収載図書ブルー・ワールド
出版社文芸春秋
刊行年月1994.9
シリーズ名文春文庫


作者眉村卓

収載図書の裏
出版社出版芸術社
刊行年月1994.10
シリーズ名ふしぎ文学館


作者楠山正雄

収載図書赤い鳥代表作集 2 新版
出版社小峰書店
刊行年月1998.4


作者浜野由子

収載図書奇妙にとってもこわい話寄せられた「体験
出版社光文社
刊行年月1999.5
シリーズ名光文社文庫


作者フランク・ハイラー

収載図書救命センター36時間
出版社集英社
刊行年月2001.6


読み方:はり

  1. 時刻。〔第一類 天文事変
  2. 時刻時計の針より。
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読み方:ハリhari

所在 滋賀県湖南市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
はり
はりさき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/20 19:32 UTC 版)

(はり)は、先端の尖った道具。英語ではNeedleあるいはPinであり、日本語でもそのままピンと呼ぶ例もある。


  1. ^ a b c d e f g h i j 北田杲三「伝統技術の現況について(3) - 京都みすや針 -」『技術と文明』第8巻第1号、 21-22頁。
  2. ^ 石井進『中世のかたち』(中央公論新社、2002)
  3. ^ 『河原ノ者・非人・秀吉』服部英雄山川出版社、 2012/5


「針」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 08:25 UTC 版)

時計描画試験」の記事における「針」の解説

2本の針を有する

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 06:10 UTC 版)

日本刺繡」の記事における「針」の解説

糸を通す穴の部分平たく針先が鋭いのが特徴近代以降手打ち機械打ちのものが存在している。名称は太いものから順に、大太中太相中・相細・天細・切付である。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 23:07 UTC 版)

目玉おやじ」の記事における「針」の解説

縫い針のような針や釘で敵の急所などを突く(針を持ち歩いたりしているような描写は特に無いが、アニメ第2作6話ではゲゲゲハウスのはしごに出ていた釘を、第5作60話では鬼太郎髪の毛針借用している)。『妖怪大戦争』では敵の大将バックベアードをこの技で倒している。また、奪衣婆』では又五郎鬼から借りた金剛針」で奪衣婆の術具「万有自在玉」を破壊無力化した

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 02:13 UTC 版)

花時計 (神戸市)」の記事における「針」の解説

時計の針ステンレス製で、分針長さ260cm・重さ16kg、時針長さ310cm・重さ20kg、秒針長さ310cm・重さ8.2kgである。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 22:46 UTC 版)

和裁」の記事における「針」の解説

和裁用の針(和針)は、用途によってぬい針とくけ針とに分けられるまた、使用する布地によって、絹針木綿針・つむぎ針・ガス針に分けられる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:30 UTC 版)

すすめ!!ダイナマン」の記事における「針」の解説

シャドーマン使用相手の影に刺して動き封じる事ができる。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 01:35 UTC 版)

ザ・キャッスル」の記事における「針」の解説

床、天井、壁を問わずあちこち設置されている障害物触れると死ぬ。

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出典:『Wiktionary』 (2020/05/30 13:16 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. はり)糸で布を縫うのに使う、細いとがった(金属製の)棒状道具また、そのように細くてとがったもの。

熟語


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「針」の例文・使い方・用例・文例

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