敵対存在
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「Re:バカは世界を救えるか?」の記事における「敵対存在」の解説
藤堂 凪(とうどう なぎ) 声 - 興津和幸 元はシェードの一員だったが、アルルの正体と能力を知って反旗を翻した青年。不良のような乱暴な口調と態度を見せるが、酷薄な面や残虐性に関しては外見から想像できないほど薄い。1巻における最終的な敵。光一を一方的に追い詰めるが「付け焼刃(イカロスブレイブ)」で「自身の悪夢」を味わわされ、トラウマがよみがえったことで恐慌状態となり、そこを薫に取り押さえられて敗北した。蒼き煉獄(ゲヘナ) 藤堂の精神に刻まれた悪夢(トラウマ)を具現化し、それを対象の感覚に伝達させる能力を持ったネメシス。基本戦法は、自身のトラウマである「蒼い炎」を具現化させた射出する。能力名と戦法から「炎使い」と誤解されることがあるが、藤堂自身も自分の能力が「悪夢を味わわせること」というのは最近知ったことである。アンチテーゼは悪夢を見ること。 藤堂自身が受けた「一酸化炭素中毒と窒息」を相手に味わわせることが可能なため、実質無敵に近い能力と言える(それでも藤堂は、間宮薫には敵わないと警戒していた)。 石崎朝顔(いしざき あさがお) 光一と同じクラスで、広美と仲の良い友人。明るく、始終笑顔の少女。 実は、オーロラの信者である狂信者。 オーロラの思想に心底染まっており、必要ならば幼児や友人をも犠牲にしようとする。 かつて母を亡くした時の体験から笑顔に対してネガティブな感情を抱いており、アルルの純粋な笑顔を憎悪していた。モナリザの冷笑(アルカイクスマイル) 朝顔の浮かべた特殊な笑顔を見た一般人(能力者には不可)を操るネメシス。 朝顔が「神」から能力を物にも宿らせる方法を教えられたことから、写メールを使って操る人間を増やし、最終的には町中の人間を支配下に置いた。 アンチテーゼは笑顔以外の表情を浮かべられないこと。 イリーナ・ベラヴィナ 幸福夢幻(ドリーマーズハイ)を使い、多くの人間を夢の世界へ閉じ込めた少女。「どうせ世界が滅びるのなら、幸せな夢の中で滅びを待てば良い」と考え、オーロラとは別ベクトルで自らを「救世主」と呼ぶ。アンチテーゼにより現実世界では活動することができず、自分と同様現実世界で過酷な境遇にありながら現実を愛することを止めないアルルに憎悪を抱いていた。幸福夢幻(ドリーマーズハイ) 他者に幸福な夢を見せ、夢の世界に留まらせるという極めて特殊なネメシスである。この世界では人が死ぬことはなく、自分の理想が具現化されている。また、ネメシス使いはアンチテーゼを支払わなくても良いため、能力者にとっても理想の世界である。アンチテーゼは現実世界での昏睡。 九龍 正宗(くりゅう まさむね) 幸福夢幻(ドリーマーズハイ)の中で光一達が出会った男。芝居がかった口調で話し、人の話を聞かない性格をしている。大量殺人者であり、殺人に虚しさを感じ始めていた時にネメシスを手に入れる。 5巻では坂介の持つ新聞に「死刑の確定した連続母子殺害事件の犯人」として名前が登場している。切り裂きジャック(カマイタチ) 見えない刃でこの世に存在するあらゆるものを切断することができるネメシス。ただし切断した部分は一瞬で治癒してしまう。しかし、このネメシスで切られた人間は痛みを感じるため、精神攻撃としては優秀な能力である。アンチテーゼはこのネメシスで他人に与えた痛みを、10時間後に自分も受けること。 「神」(元凶) 自らを神と呼ばせている謎の少年。本作における黒幕的存在にしてラストボス。「導きし者」(カノン)を使い「木漏れ日現象」を引き起こした張本人。彼は藤堂をはじめ、接触した人間にネメシスの本当の使い方を教えている。自らが救いたいものを救うことを絶望しており、救世主の到来を待って暗躍している。月陽奏麻は彼と通じているが、その言動は彼にも読み切れない部分がある様子。 その正体は未来の時間軸における「佐藤 光一」。守りたいものを守れず、全てに絶望し、だからこそ全てを救ってくれるものの到来を待っていた。また未来の時間軸においてアルルを殺したこともある。正体が判明してからは地の文では「元凶」と表記され、光一と区別がつけられている。最終巻にて「救世主」としての力に覚醒した光一と死闘を繰り広げるが、「全ては悪魔が人間を弄ぶために始めた戯れ」であることを語り、圧倒的な実力とアドバンテージによって光一を追い詰める。しかし「理想の自分を貫き通せなかった佐藤光一」が「理想の自分を貫く佐藤光一」に勝てるわけがなく逆転され敗北。「自分のようにはならなかった」光一に全てを託し消滅した。
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敵対存在
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「ゆうれいなんか見えない!」の記事における「敵対存在」の解説
眠れる蛇(ねむれるへび) 祟神。 牛鬼(うしおに) 牛の頭に蜘蛛の胴体を持つ妖。 蜜柑(みかん) 眠れる蛇の信奉者。 浴衣姿の猫又だが猫又と呼ばれることを嫌っている、妖。鞍馬 蒼月と一緒に行動をし始める 鞍馬 蒼月(くらま そうげつ) 鞍馬 依の義父。災禍を起こそうと鬼ノ目を狙っている。いつも法衣を着ている老人
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敵対存在
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「ガチャにゆだねる異世界廃人生活」の記事における「敵対存在」の解説
リッチ 1巻に登場。アンデッドの中でも高位の存在であり、キュレリーの魔法も軽々と凌ぐ強力な力を持つ。 元々は食べ歩きが趣味の無害な存在だったが、村人に騙され迷宮の中に閉じ込められてしまい、数百年間も客寄せに利用されてしまっていた。マワルたちが扉を破壊したことで外に出られるようになったが、もう十分生きたと成仏することを考えており、村人への復讐もかねてキュレリーに浄化を頼んだ。 倒した後に手に入った魔石は1億を超える凄まじい値段になったため、マワルたちは億万長者となり豪邸を購入することとなった。 ラヴァーナ・オリオン 1巻における最終ボス。上級デーモンの女性。一般的には悪魔と呼称される存在で、長いこと下水道に隠された壺の中に封印されていた。見た目はピンクの髪の美女だが実力は上述のリッチを凌ぐ。 マヨエル男爵なる人物の手によって壺の中に封印されていたが、実は男爵が彼女のことを好いていたため幽閉したというのが真相。このことからマヨエル男爵とビナギの町そのものに強い復讐心を抱いている。 エミナが封印のことを知らず壺を開けてしまったため復活した。当初は幼女の姿で現れ、エミナを騙し討ちして魔力を奪い力を取り戻すと大人の姿へと変貌した。 悪魔ではあるものの義理堅く、封印を解いてくれたマワルたちには危害は加えず見逃そうとしていた。しかし復讐のためビナギの町を破壊しようとしたためマワルたちと戦うことに。キュレリーの魔法で負傷した際は一度撤退するが、たまたまマワルが仕掛けていた聖水の効果範囲内に飛び込んでしまい、身動きできなくなったところをキュレリーの魔法で仕留められた。 しかし2巻終盤にて生存していたことが判明。邪神との戦いで窮地に陥ったマワルたちの前に現れ時間稼ぎのため加勢した。この心境の変化にマワルは疑問を抱いていたが、戦いが終わるころにはラヴァーナのことも仲間として見るようになっていた。 マワルたちの協力で邪神にダメージを与えるも彼女も重傷を負い、以後は生死不明になる。 元々は邪神から生み出された存在であり互いに顔見知りだった模様。 シュレイド エミナの鍵開けの師匠。彼女からは「義兄さん」と呼ばれている。性格は冷酷非道で他者の命を奪うことに抵抗もなく、また約束を平気で破る極悪人。 元々はエミナの父親が率いる盗賊団の一員だったが、仲間たちと共に裏切り財産を奪って行方をくらませていた。 鉱山の一角を根城にしていたところ偶然エミナと再会し、調査隊が来ることを聞き返り討ちにする。その後、調査隊を救うために現れたマワルたちに対し、キュレリーを人質に取って無力化。エミナに「誰か一人を殺せば他の人間は見逃す」と取引を持ち掛ける。だがしかし、この冷酷さに失望したエミナに見限られ、ナイフで手を貫かれた後殴り倒され調査隊に捕縛された。 サタナシア マワルの前に現れたゴシックロリータ調のドレスを着た幼い少女。老婆のような古風な喋り方をする。マワルから飴玉などもらうようになり自然と親しくなった。 その正体は100年以上前に封印から解かれた邪神。本作の最終的な敵に当たる。なお、彼女の封印を解いたのはエミナの祖父であることが示唆されている。理由は不明だが世界を支配することを目的としている。 力はまた別の方法で封印されていたため邪神として復活する機会をずっと窺っていた。手始めにマワルたちを利用して封印の地を根城にしていた盗賊団を一網打尽にさせ、拉致したピンクファの魔力を用いて遺跡を起動させ闇の力を得ようと画策。駆けつけたマワルに正体を見破られるも彼を側近として迎え、この世界の征服に協力を持ち掛けるが拒否され戦いとなる。 圧倒的な力でマワルたちと対峙するが突如として現れたラヴァーナに妨害され、そのまま彼女との戦いに入る。マワルの奇策とエミナたちの協力によりラヴァーナからダメージを受けるも反撃し、ラヴァーナを倒すことに成功する。しかし余りの屈辱に怒り心頭に発し、遺跡から得た力を暴走させ世界そのものを破壊しかねない状態を引き起こしてしまう。マワルがガチャで得た「土下座(神)」の威力により怒りを鎮めるが、直後セリーアの攻撃によりステージの崩壊に巻き込まれてしまう。彼女を見捨てられなかったマワルは崩壊する遺跡からサタナシアを救い出そうとし、結果的に二人の力を合わせて脱出に成功。しかし力を使い果たした彼女は消滅の危機に陥る。だがこれもマワルが土下座してセリーアに命乞いをしたことで蘇生処置を受けて復活し、以後は普通の少女としてビナギの町で暮らすことになった。マワルには友情めいたものを感じていたらしく去り際には微笑を見せていた。
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