フッガー家とは? わかりやすく解説

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フッガー‐け【フッガー家】

読み方:ふっがーけ

Fugger156世紀ドイツアウグスブルク豪商一族東方貿易鉱山経営によって巨富をなし、教皇皇帝諸侯らに融資を行うなどして国際政治にも大きな影響力持った


フッガー家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/17 08:07 UTC 版)

フッガー家(フッガーけ、Fugger)は、バイエルン公国アウクスブルクを中心に鉱山金融を営んだ富豪、貴族


注釈

  1. ^ 当時の富豪ヴェルザー家やタクシス家もアシエントを結んでいたこと、それにトーマス・グレシャムグリマルディ家もスペイン王室に貸し付けていたこと、また不特定多数の投資家はカスティーリャ王国などの発行した年金を引受けていた。
  2. ^ 代理人簿記とは、主人と代理人による委託と代理の関係にもとづく簿記を指す。債権・債務の勘定はあるが資本と利益の概念はない[10]

出典

  1. ^ 栂香央里 2015, p. 42.
  2. ^ 諸田實 1996, p. 75-76.
  3. ^ a b c d e f g 栂香央里 2015, p. 44.
  4. ^ a b c d e f g 栂香央里 2015, p. 47.
  5. ^ a b c 栂香央里 2015, p. 52.
  6. ^ 松田緝 1989, p. 17-41.
  7. ^ 諸田實 1996, p. 95.
  8. ^ 栂香央里 2015, p. 53.
  9. ^ 片岡 2019, pp. 46–49.
  10. ^ 片岡 2019, p. 50.
  11. ^ 片岡 2019, pp. 49–50.


「フッガー家」の続きの解説一覧

フッガー家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 09:43 UTC 版)

オーベルンドルフ・アム・レヒ」の記事における「フッガー家」の解説

1533年にアントン・フッガーがオーベルンドルフ城館購入したことにより、周辺々は度重なる交渉争い繰り返すこととなった。フッガー家は1537年にエゲルシュテッテンの教会対す保護介入権獲得しオーベルンドルフにおけるそれらについても1539年手に入れた1576年には、オーベルンドルフ家とライン市との間で協定締結された。これは両者の境界定めたものであったオーベルンドルフには裁判所置かれた。フェルディナント選帝侯フッガーの手紙に記されている裁判所がこれであるかどうか判明していない。

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フッガー家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 05:27 UTC 版)

レオ10世による贖宥状」の記事における「フッガー家」の解説

ヤコブ・フッガー(1519年頃) アウクスブルクのフッガー家は中世発達した商業資本主義企業家代表格である。もとはドイツ毛織物業者だったのが、周辺集めた織物アルプス越えてイタリアへ運んで売ることで財を成した。その資産で絹や香辛料買い付け高値で売ることで事業拡大し、やがて王侯君主に金を融資するまでになった。さらに行き詰まった銅山買い取って大規模経営化し15世紀末から16世紀になるころにはメディチ家上回る豪商となった1500年ローマ銀行設立したフッガー家は、ローマ教会が全ヨーロッパで課す十分の一税出納請け負うようになった贖宥状販売取り仕切り、収送金引き受けた

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「フッガー家」を含む「レオ10世による贖宥状」の記事については、「レオ10世による贖宥状」の概要を参照ください。

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