フッカー隊の前進
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/31 04:42 UTC 版)
「ウォーハッチーの戦い」の記事における「フッカー隊の前進」の解説
一方、北軍のジョセフ・フッカー少将は3個師団を率いて、ブリッジポートから鉄道に沿い、シェルマウンドとラニングウォーター・クリーク峡谷を経て前進していた。10月28日、フッカー隊は急速に前進した後にルックアウト・バレーに入り、ルックアウト山で会談を行っていた南軍のブラクストン・ブラッグとジェイムズ・ロングストリート両将軍を驚かせることになった。ロングストリートは更に南西の方へ北軍が攻撃する可能性について心が奪われ、フッカー隊の前進を適切に偵察することができていなかった。 フッカーは、その部隊で10月28日にルックアウト・バレーを通り過ぎるときに、ジョン・ギアリー准将の師団をナッシュビル・アンド・チャタヌーガ鉄道の駅、ウォーハッチー駅に分遣隊を派遣し、南西方向への通信線と西のケリー渡しへの道路を守らせた。フッカーの隊が目標としていた地点に着くと、「フッカーの配置は惨めなものであり」、オリバー・O・ハワード少将の兵力が少ない第11軍団が、ブラウンの渡しで「行き当たりばったりの野営を」していた。さらに悪いことに、鉄道守備に派遣した後のギアリーの師団は僅か1,500名しかおらず、孤立した形になった。
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