イタリアンライグラスとは? わかりやすく解説

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イタリアン‐ライグラス【Italian ryegrass】

読み方:いたりあんらいぐらす

イネ科一年草。高さ約1メートル線形晩春、やや曲がった穂を出す。地中海沿岸原産で、明治初期渡来牧草にする。ねずみむぎ


イタリアンライグラス


イネ科牧草の王といわれるライグラス類の一年生冬作種。飼料価値高く栽培しやすく、 グラスサイレージにも最適です。牛たちに選ばせたらきっとNo.1人気でしょう


イタリアンライグラス


イタリアンライグラス

イタリアンライグラスは寒地越年生牧草低温短日下の生育再生良さ多収性をもつので、最も普及し栽培されています。
特に耐湿性優れているので、水田裏作水田転換畑での栽培でも安定した収量をあげることができます利用法青刈り乾草サイレージといずれにも適し調整できます。 現在栽培されている品種30種以上ありますが、4つ利用型(短期短期長期長期)に分けられています。


イタリアンライグラス

寒地型ですが、日本では東北地方から九州地方まで広く栽培されています。その栽培法は、 秋に種をまき翌春3月から7月にかけて収穫する慣行栽培」、その年の内利用を図る 「早まき栽培」、さらに2〜3年利用する周年栽培」など多様な方式あります
発芽適温20前後育成適温1418度位。播種量は通常10アールあたり2kg程度です。 サイレージ用には出穂期乾草用には出穂から開花期刈り取ります

<ミルククラブ情報誌'94 WINTER vol.10より>

ネズミムギ

(イタリアンライグラス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 01:12 UTC 版)

ネズミムギLolium multiflorum Lam.)は、単子葉類イネ科ドクムギ属に分類される植物の一種。楕円形の小穂が軸に密着する形の穂をつける。 牧草としてイタリアンライグラス(Italian ryegrass)の名で使われ、日本ではごく普通な雑草としてよく見られるもののひとつでもある。近似種にホソムギがあり、区別が難しい場合がある。




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