元弘の乱元弘の乱の概要

元弘の乱
	; 稲村ヶ崎石碑（神奈川県鎌倉市）
	戦争：元弘の乱
	年月日：; 和暦：元徳3年4月29日 - 元弘3年6月5日; 西暦：1331年6月5日 - 1333年7月17日
	場所：日本全国（笠置山・金剛山千早城・吉野城・京都・鎌倉・太宰府等）
	結果：後醍醐天皇勢力の決定的勝利、鎌倉幕府と北条得宗家の滅亡、建武の新政の開始。
交戦勢力
後醍醐天皇勢力	鎌倉幕府; 北条得宗家
指導者・指揮官
天皇後醍醐天皇 ; 楠木党; 楠木正成; 楠木正季; 橘正遠（和田正遠）？護良親王勢力; 護良親王; 村上義日（義光） †; 赤松則祐後醍醐天皇側近; 尊良親王; 日野資朝 ; 日野俊基 ; 千種忠顕後半戦; 足利高氏（尊氏）; 新田義貞; 菊池武時 †; 名和長年; 結城親光; 赤松則村; 平野将監入道 ; 佐々木高氏; 塩冶高貞	得宗; 北条高時 † 内管領; 長崎高資 † 執権・連署; 北条守時 †; 北条茂時 † 征夷大将軍; 守邦親王鎌倉幕府本軍; 阿蘇治時 ; 長崎高貞 ; 名越高家 †; 二階堂貞藤; 安達高景（ †？）; 宇都宮高綱（公綱）六波羅探題; 北条仲時 †; 北条時益 † 鎮西探題; 赤橋英時 † 長門探題; 金沢時直
	元弘の乱笠置山; 下赤坂城; 上赤坂城; 吉野城; 千早城; 船上山; 六波羅; 小手指原; 久米川; 分倍河原; 関戸; 鎌倉; 東勝寺合戦;
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脚注

注釈

^ 天皇が臣下である筈の幕府に捕らえられるという事態は、後醍醐と対立する持明院統にも衝撃を与え、花園上皇は「王家之恥何事如之哉、天下静謐尤雖可悦、一朝之恥辱又不可不歎」と書き記している^[9]
^ 北条仲時自刃の際、付き従っていた武士432人が殉死している。
^ 足利尊氏寄進状建武2年（1335年）3月28日付（『神奈川県史』資料編3所収）^[10]
^ 「将軍足利尊氏寄進状案」「将軍足利尊氏御教書案」（『神奈川県史』資料編3所収）、「惟賢灌頂授与記」（『鎌倉市史』史料編1所収）^[10]

出典

^ ^a ^b 森 2012, 第3章建武政権の成立と展開>1 元弘の乱>倒幕運動の新段階.
^ 『日本中世の朝廷・幕府体制』（吉川弘文館、2007年） ISBN 4-642-02863-3。pp. 305–320
^ 亀田 2017, pp. 18–19.
^ 呉座勇一『陰謀の日本中世史』KADOKAWA〈角川新書〉、2018年。ISBN 978-4040821221。第4章足利尊氏は陰謀家か>第1節打倒鎌倉幕府の陰謀。
^ 「元徳元年の〈中宮御懐妊〉」『弘安書札礼の研究』（東京大学出版会、2000年）P253-270.（初出:『金澤文庫研究』274号、1985年）
^ 『日本中世の朝廷・幕府体制』（吉川弘文館、2007年） ISBN 4-642-02863-3。pp. 336・338
^ 亀田 2017, pp. 19–23.
^ 『日本中世の朝廷・幕府体制』（吉川弘文館、2007年） ISBN 4-642-02863-3。pp. 336-337
^ 『花園天皇宸記』元弘元年10月別記1日条。
^ ^a ^b ^c ^d 「神奈川県：鎌倉市＞小町村＞宝戒寺」『日本歴史地名大系』平凡社、2006年。
^ 鈴木由美著「【北条氏と南朝】5 鎌倉幕府滅亡後も、戦いつづけた北条一族」、日本史史料研究会; 呉座勇一編『南朝研究の最前線 : ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで』洋泉社〈歴史新書ｙ〉、2016年、110–128頁。ISBN 978-4800310071。 . pp. 119–126.
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 福田 1997.
^ 森茂暁「『博多日記』の文芸性と九州の元弘の乱」（初出:「福岡大学人文論叢」37巻4号（2006年3月）/所収:森『中世日本の政治と文化』（思文閣出版、2006年） ISBN 978-4-7842-1324-5 第三章第五節）P418）
^ ^a ^b ^c ^d 森 2012, 第3章建武政権の成立と展開>1 元弘の乱>元弘の変.
^ 新井 2016, p. 94.
^ 生駒 2017, p. 26.
^ 『日本国語大辞典』第二版「元弘の変」
^ ^a ^b ^c 五味 1994.
^ 森 2012, 第3章建武政権の成立と展開>1 元弘の乱>元弘の倒幕勢力.
^ ^a ^b 亀田 2017, p. 54.

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[10] 天皇が臣下である筈の幕府に捕らえられるという事態は、後醍醐と対立する持明院統にも衝撃を与え、花園上皇は「王家之恥何事如之哉、天下静謐尤雖可悦、一朝之恥辱又不可不歎」と書き記している^[9]

[11] 北条仲時自刃の際、付き従っていた武士432人が殉死している。

[13] 足利尊氏寄進状建武2年（1335年）3月28日付（『神奈川県史』資料編3所収）^[10]

[14] 「将軍足利尊氏寄進状案」「将軍足利尊氏御教書案」（『神奈川県史』資料編3所収）、「惟賢灌頂授与記」（『鎌倉市史』史料編1所収）^[10]

[FOOTNOTE森2012第3章_建武政権の成立と展開&gt;1_元弘の乱&gt;倒幕運動の新段階-1] 森 2012, 第3章建武政権の成立と展開>1 元弘の乱>倒幕運動の新段階.

[2] 『日本中世の朝廷・幕府体制』（吉川弘文館、2007年） ISBN 4-642-02863-3。pp. 305–320

[FOOTNOTE亀田201718–19-3] 亀田 2017, pp. 18–19.

[4] 呉座勇一『陰謀の日本中世史』KADOKAWA〈角川新書〉、2018年。ISBN 978-4040821221。第4章足利尊氏は陰謀家か>第1節打倒鎌倉幕府の陰謀。

[5] 「元徳元年の〈中宮御懐妊〉」『弘安書札礼の研究』（東京大学出版会、2000年）P253-270.（初出:『金澤文庫研究』274号、1985年）

[6] 『日本中世の朝廷・幕府体制』（吉川弘文館、2007年） ISBN 4-642-02863-3。pp. 336・338

[FOOTNOTE亀田201719–23-7] 亀田 2017, pp. 19–23.

[8] 『日本中世の朝廷・幕府体制』（吉川弘文館、2007年） ISBN 4-642-02863-3。pp. 336-337

[9] 『花園天皇宸記』元弘元年10月別記1日条。

[hokaiji-12] 「神奈川県：鎌倉市＞小町村＞宝戒寺」『日本歴史地名大系』平凡社、2006年。

[15] 鈴木由美著「【北条氏と南朝】5 鎌倉幕府滅亡後も、戦いつづけた北条一族」、日本史史料研究会; 呉座勇一編『南朝研究の最前線 : ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで』洋泉社〈歴史新書ｙ〉、2016年、110–128頁。ISBN 978-4800310071。 . pp. 119–126.

[FOOTNOTE福田1997-16] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 福田 1997.

[17] 森茂暁「『博多日記』の文芸性と九州の元弘の乱」（初出:「福岡大学人文論叢」37巻4号（2006年3月）/所収:森『中世日本の政治と文化』（思文閣出版、2006年） ISBN 978-4-7842-1324-5 第三章第五節）P418）

[FOOTNOTE森2012第3章_建武政権の成立と展開&gt;1_元弘の乱&gt;元弘の変-18] 森 2012, 第3章建武政権の成立と展開>1 元弘の乱>元弘の変.

[FOOTNOTE新井201694-19] 新井 2016, p. 94.

[FOOTNOTE生駒201726-20] 生駒 2017, p. 26.

[21] 『日本国語大辞典』第二版「元弘の変」

[FOOTNOTE五味1994-22] 五味 1994.

[FOOTNOTE森2012第3章_建武政権の成立と展開&gt;1_元弘の乱&gt;元弘の倒幕勢力-23] 森 2012, 第3章建武政権の成立と展開>1 元弘の乱>元弘の倒幕勢力.

[FOOTNOTE亀田201754-24] 亀田 2017, p. 54.

[9]

[10]

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元弘の乱
稲村ヶ崎石碑（神奈川県鎌倉市）
戦争：元弘の乱
年月日：和暦：元徳3年4月29日 - 元弘3年6月5日西暦：1331年 6月5日 - 1333年 7月17日
場所：日本全国（笠置山・金剛山千早城・吉野城・京都・鎌倉・太宰府等）
結果：後醍醐天皇勢力の決定的勝利、鎌倉幕府と北条得宗家の滅亡、建武の新政の開始。
交戦勢力
後醍醐天皇勢力	鎌倉幕府北条得宗家
指導者・指揮官
天皇後醍醐天皇楠木党楠木正成楠木正季橘正遠（和田正遠）？護良親王勢力護良親王村上義日（義光） † 赤松則祐後醍醐天皇側近尊良親王日野資朝日野俊基千種忠顕後半戦足利高氏（尊氏）新田義貞菊池武時 † 名和長年結城親光赤松則村平野将監入道佐々木高氏塩冶高貞	得宗北条高時 † 内管領長崎高資 † 執権・連署北条守時 † 北条茂時 † 征夷大将軍守邦親王鎌倉幕府本軍阿蘇治時長崎高貞名越高家 † 二階堂貞藤安達高景（ †？）宇都宮高綱（公綱）六波羅探題北条仲時 † 北条時益 † 鎮西探題赤橋英時 † 長門探題金沢時直
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