隼人駅 隼人駅の概要

隼人駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 06:47 UTC 版)

隼人駅*
駅舎
はやと
Hayato
鹿児島県霧島市隼人町内山田一丁目1-1
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
電報略号 ハト
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,514人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1901年明治34年)6月10日
乗入路線 2 路線
所属路線 日豊本線
キロ程 434.7 km(小倉起点)
国分 (2.6 km)
(6.9 km) 加治木
所属路線 肥薩線
キロ程 124.2 km(八代起点)
日当山 (2.6 km)
備考 直営駅
みどりの窓口
* 改称経歴
- 1929年 国分駅→西国分駅
- 1930年 西国分駅→隼人駅
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プラットホーム
鳥居型駅名標。イラストは鹿児島神宮初午祭
駅前風景

当駅の所属線[3]である日豊本線と、当駅を終点とする肥薩線の2路線が乗入れ、接続駅となっている。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合わせて2面3線を有する地上駅になっている。また、側線数線(このうち1線は着発収容線)があり深夜に翌朝用の列車が留置されている。

駅舎はコンクリート造りの平屋だが、九州新幹線が新八代駅から鹿児島中央駅まで開通した際にドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治によるプロデュースでリニューアルされ、竹材で覆われている[12]。屋根上の駅名表の左側に薩摩ゆかりの「島津家」の家紋が付いている[12]

JR九州本体による直営駅で、みどりの窓口が設置されている。

IC乗車カードSUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAはみどりの窓口や自動券売機(無記名式のみ)で購入出来る。

SUGOCAは日豊本線でのみ利用可能で、肥薩線では利用出来ない。また、肥薩線の起点である八代駅にもSUGOCAが導入されているが、八代駅(福岡・佐賀・熊本・大分エリア)と当駅(鹿児島エリア)では利用エリアが異なるため、肥薩線経由で両エリアを跨ってSUGOCAを利用することは出来ない。

タッチパネル式の自動券売機(ICカード対応)、改札内にはICカードチャージ機が設置されている。

霧島市が計画している「隼人駅東地区土地区画整理事業」によって東口を設置する予定であるが[14]、駅舎改築の予定はない。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 日豊本線 上り 都城南宮崎宮崎方面[15] 特急「きりしま」は1番のりば
下り 鹿児島鹿児島中央方面[15] 特急「きりしま」は3番のりば
肥薩線 - 吉松人吉八代方面[15]  
3 日豊本線 下り 鹿児島・鹿児島中央方面[15]  
付記事項
  • 日豊本線の下り本線は3番のりば、上り本線は1番のりばとなっている。
  • 当駅 - 国分駅間に回送列車が設定されている。
  • 夜間、2番のりばにキハ47形2両とキハ40形1両、3番のりばに415系(普通列車の川内行き:当駅と国分駅間は回送)、留置線上に787系(特急きりしま81号の国分駅 - 鹿児島中央駅間始発便の車両:当駅と国分駅間は回送)とキハ47形2両が留置されている。

  1. ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、27頁。 
  2. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  3. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、762頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「逓信省告示第238号」『官報』1901年6月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、16頁
  6. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、17頁
  7. ^ 昭和4年鉄道省告示第158号(肥薩線國分停車場改稱、昭和4年8月15日付官報)
  8. ^ 昭和5年鉄道省告示240号(肥薩線西國分停車場改稱、昭和5年9月3日付官報)
  9. ^ “日豊本線隼人駅の落成式”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1972年2月5日) 
  10. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、19頁
  11. ^ a b “西都城-大隅大川原 国分-鹿児島間 44日ぶり開通 JR九州”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年9月21日) 
  12. ^ a b c “改装の霧島神宮と隼人両駅を披露 JR九州”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 31. (2004年2月22日) 
  13. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  14. ^ 隼人駅東地区土地区画整理事業”. 霧島市 (2018年3月4日). 2022年9月12日閲覧。
  15. ^ a b c d 隼人駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月12日閲覧。
  16. ^ 霧島市統計書の「10.運輸・通信」 - 霧島市 2019年7月29日閲覧。
  17. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月22日閲覧。
  18. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2023年1月23日閲覧。
  19. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月22日閲覧。
  20. ^ 1935年10月国分線(隼人、国分、古江間)運輸営業開始「鉄道省告示第428号」『官報』1935年10月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)


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