隼別王子の叛乱とは? わかりやすく解説

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隼別王子の叛乱

作者田辺聖子

収載図書田辺聖子全集 4 隼別王子の叛乱・不機嫌な恋人
出版社集英社
刊行年月2005.6


隼別王子の叛乱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 08:10 UTC 版)

隼別王子の叛乱』(はやぶさわけおうじのはんらん)は、田辺聖子作の小説

概要

作者の記したあとがき[1]によると、この作品の原型は単行本発表より20年以上前まで遡る。1961年(昭和36年)6月、同人雑誌『のおと』に短編小説「隼別王子の叛乱」を発表。その後、それをもとにした「女鳥の姫」を学習研究社(現在の学研ホールディングス)の、おそらく『高三コース』に発表しているとのこと。だがこれについては『田辺聖子全集』4巻の解題(解説)を執筆した国文学者の呉羽長(くれはすすむ)も確認できなかったとしている。1971年(昭和46年)3月に雑誌『小説サンデー毎日』(毎日新聞社)に「風渡る高殿」を発表。

それらを一本にまとめたいと思うようになり、1975年(昭和50年)7月-1976年(昭和51年)9月にかけて雑誌「歴史と人物」(中央公論社)に長編小説「隼別王子の叛乱」を連載。全15回で挿画は風間完

1977年(昭和52年)に中央公論社から単行本が刊行された。

あらすじ

数多くの登場人物による独白形式で書かれた小説。

書誌情報

単行本
  • 1977年(昭和52年)1月、隼別王子の叛乱(中央公論社) - 表紙イラスト:風間完
  • 1982年(昭和57年)2月、田辺聖子長篇全集8(収録作:隼別王子の叛乱/文車日記 私の古典散歩)(文藝春秋
  • 2005年(平成17年)6月、田辺聖子全集4(収録作:隼別王子の叛乱/不機嫌な恋人)(集英社
中公文庫
  • 1978年(昭和53年)4月、隼別王子の叛乱 - 表紙イラスト:風間完
  • 1994年(平成6年)9月、隼別王子の叛乱 - (改版)、表紙イラスト:風間完[2]
  • 2017年(平成29年)2月、隼別王子の叛乱 - (改版)、表紙イラスト:遠田志帆

ミュージカル

1978年(昭和53年)、宝塚歌劇団によって上演された。

漫画

1979年(昭和54年)、西谷祥子作画で集英社漫画文庫から発売された。

脚注

  1. ^ 1977年(昭和52年)新春の文章。単行本に収録後、後続の文庫等にも収録。
  2. ^ 上記1978年(昭和53年)の文庫のものと同じ

隼別王子の叛乱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 01:26 UTC 版)

宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の記事における「隼別王子の叛乱」の解説

原作田辺聖子同名小説『隼別王子の叛乱』。 詳細は「隼別王子の叛乱 (宝塚歌劇)」を参照 脚本・演出阿古健月組1978年8月10日9月26日宝塚大劇場で、同年12月3日12月27日東京宝塚劇場で、1979年4月27日5月3日福岡市民会館上演。併演はグランド・ショー『ラブ・メッセージ』。 隼別王子榛名由梨/女鳥姫小松美保雄鹿瀬戸内美八大王神代錦

※この「隼別王子の叛乱」の解説は、「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の解説の一部です。
「隼別王子の叛乱」を含む「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の記事については、「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の概要を参照ください。

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