阪田流向かい飛車 実例

阪田流向かい飛車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 02:00 UTC 版)

実例

この戦法に対し豊川孝弘が2010年の著書『阪田流向かい飛車戦法』でこのような急戦策は上級者には通用しないことが多いと述べている。しかし一手損角換わりと序盤の出だしが共通していることもあり、特に先手の趣向で序盤で▲7八金△9四歩の交換が入った場合、これらが後手が飛車を振る際にポイントになる手なので、後手が阪田流にすることも多く、山崎隆之糸谷哲郎渡辺明[5]森下卓[6]らが採用している。

また元々、ノーマル向かい飛車やダイレクト向かい飛車を得意とする、佐藤康光土佐浩司[7]らに採用例がある。

糸谷哲郎は、2018年度だけで4度の後手番での使用があり、すべて勝利している[8]

脚注

注釈

出典

参考文献

外部リンク


  1. ^ 週刊将棋編集部「第29回 向かい飛車」『ご存じですか? 将棋用語のおもしろ辞典』マイナビ出版、2012年5月31日。 
  2. ^ 米長邦雄『米長の将棋 完全版第二巻』マイナビ出版、2013年7月13日、358頁。 
  3. ^ 1862年3月15日の渡瀬荘次郎対小林東四郎戦を参照(結果は渡瀬勝ち)。
  4. ^ 豊川孝弘『パワーアップ戦法塾』より。
  5. ^ 2016.9.9 第66期王将戦二次予選など
  6. ^ 2018.4.25 第31期竜王戦 3組昇級者決定戦
  7. ^ 2015.8.19 第57期王位戦予選など
  8. ^ 第68期王将戦 挑戦者決定リーグ戦 7回戦・佐藤天彦戦(2018年11月26日)携帯中継コメント(当該対局でも勝利)


「阪田流向かい飛車」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「阪田流向かい飛車」の関連用語


2
70% |||||









阪田流向かい飛車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



阪田流向かい飛車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの阪田流向かい飛車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS