西園寺家西園寺家の概要

西園寺家
	左三つ巴（ひだりみつどもえ）
本姓	藤原北家閑院流
家祖	藤原通季
種別	公家（清華家）; 華族（侯爵→公爵）
出身地	山城国
主な根拠地	山城国; 伊予国宇和郡; 静岡県庵原郡興津町; 東京市神田区駿河台
著名な人物	西園寺公経; 西園寺実兼; 永福門院（西園寺鏱子）; 後京極院（西園寺禧子）; 西園寺公重; 西園寺公望
支流、分家	菊亭家(清華家・侯爵); 清水谷家(羽林家・伯爵); 室町家(羽林家・伯爵); 橋本家(羽林家・伯爵); 大宮家(羽林家・子爵); 常磐井家(男爵); 洞院家（公家）; 伊予西園寺氏（武家）; 内ヶ島氏？（武家）; 冷泉家; 竹林院氏
	凡例 / Category:日本の氏族

藤原北家閑院流の一門で、支流に菊亭家・洞院家・伊予西園寺氏などがある。家名は、4代公経が元仁元年（1224年）に北山山荘に建立した西園寺（北山殿）にちなんでいる^{[注釈 1]}^[1]。家紋は左三つ巴を使用。

系譜

西園寺家

凡例
1) 実線は実子、点線（縦）は養子、点線（横）は婚姻関係。
2) 構成の都合で出生順より組み替え。
3) 系図の出典は(武家家伝＿西園寺氏)、（日本の苗字7000傑）、（公卿類別譜）。

藤原公実

三条実行

藤原通季¹

徳大寺実能
〔徳大寺家〕

公通²

公重

公長^{[@ 1]}

藤原公重

実宗³

西園寺公経⁴

実氏⁵

一条実有
〔清水谷家〕

山階実雄
〔洞院家〕

室町実藤
〔室町家〕

公相⁶

実平

実澄^{[@ 2]}

実兼⁷

嬉子

実顕

橋本実俊
〔橋本家〕

尊教

公衡⁸

鏱子

瑛子

菊亭公顕
〔菊亭家〕

菊亭兼季
〔菊亭家〕

道意

禧子

大宮季衡
〔大宮家〕

実衡⁹

公宗¹⁰

［伊予西園寺氏］
公良？

実俊¹¹

公永¹²

公長？

実房

実永¹³

実敦

実種

公利

公名¹⁴

実種

公季

実遠¹⁵

公家

公藤¹⁶

洞院公連

実充

公宣

実宣¹⁷

洞院実賢

公次

黒瀬公義

公朝¹⁸

花山院定熙

実益¹⁹

公益²⁰

実晴²¹

大宮季光

公満²²

公遂²⁵^{[@ 3]}

公宣²⁴

実尚²³

実輔²⁶^{[@ 4]}

致季²⁷

公晃²⁸

飛鳥井雅香

小倉宜季

菊亭誠季

橋本実理

大宮貞季

賞季²⁹

徳大寺実祖

菊亭実種

公兼³⁰

実韶³¹^{[@ 5]}

公氏³²

寛季³³^{[@ 6]}

公迪

治季³⁴

公潔³⁵^{[@ 7]}

実堅^{[@ 8]}

師季

師季³⁶

公純^{[@ 9]}

公望³⁷

西園寺公望

末弘威麿

八郎³⁸^{[@ 10]}

新

尚順

公一

二郎

不二男³⁹

誠

一晃

彬弘

公友⁴⁰

裕夫

昌美

直之

^ 猶子。藤原俊忠の子で、藤原俊成の兄。
^ 阿野実直の子。
^ 『諸家伝』は実晴の孫とする。
^ 鷹司房輔の次男。
^ 一条輝良の次男。
^ 二条治孝の三男。
^ 有栖川宮韶仁親王の第四王子。
^ 鷹司輔平の子。
^ 鷹司政通の子。
^ 毛利元徳の八男。

脚注

^ 当初の景観は法成寺をもしのいだというが、南北朝時代には早くも荒廃したため^[要出典]、寺地は足利義満に譲られ、やがて鹿苑寺（金閣寺）が建てられた^[4]。

^ ^a ^b ^c ^d ^e 太田 1934, p. 2429.
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 太田 1934, p. 2432.
^ 小田部雄次 2006, p. 57.
^ ^a ^b 太田 1934, p. 2430.
^ ^a ^b 華族大鑑刊行会 1990, p. 3.
^ 網野善彦 2008, p. 309.
^ 豊永聡美『中世の天皇と音楽』（吉川弘文館、2006年（平成18年）） ISBN 4-642-02860-9 P59 - 66・82 - 85・186 - 189
^ 近年、公宗が擁立しようとしたのは光厳上皇であったとする見解もある（家永遵嗣「光厳上皇の皇位継承戦略と室町幕府」桃崎有一郎・山田邦和編著『室町政権の首府構想と京都』文理閣〈平安京・京都叢書4〉、2016年（平成28年）10月 ISBN 978-4-89259-798-5）。
^ ^a ^b ^c 岩井忠熊 2003, p. 3.
^ 刑部芳則 2018, p. 5.
^ ^a ^b 小田部雄次 2006, p. 323.
^ 小田部雄次 2006, p. 228.
^ 華族大鑑刊行会 1990, p. 4.
^ 網野善彦 2008, p. 297-298.
^ 網野善彦 2008, p. 298.
^ 網野善彦 2008, p. 299.
^ 岩井忠熊 2003, p. 16.
^ 立命館大学　蔵書冊数 ^{[リンク切れ]}

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[続きの解説]

「西園寺家」の続きの解説一覧

[15] 猶子。藤原俊忠の子で、藤原俊成の兄。

[16] 阿野実直の子。

[17] 『諸家伝』は実晴の孫とする。

[18] 鷹司房輔の次男。

[19] 一条輝良の次男。

[20] 二条治孝の三男。

[21] 有栖川宮韶仁親王の第四王子。

[22] 鷹司輔平の子。

[23] 鷹司政通の子。

[24] 毛利元徳の八男。

[5] 当初の景観は法成寺をもしのいだというが、南北朝時代には早くも荒廃したため^[要出典]、寺地は足利義満に譲られ、やがて鹿苑寺（金閣寺）が建てられた^[4]。

[FOOTNOTE太田19342429-1] 太田 1934, p. 2429.

[FOOTNOTE太田19342432-2] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 太田 1934, p. 2432.

[FOOTNOTE小田部雄次200657-3] 小田部雄次 2006, p. 57.

[FOOTNOTE太田19342430-4] 太田 1934, p. 2430.

[FOOTNOTE華族大鑑刊行会19903-6] 華族大鑑刊行会 1990, p. 3.

[FOOTNOTE網野善彦2008309-7] 網野善彦 2008, p. 309.

[8] 豊永聡美『中世の天皇と音楽』（吉川弘文館、2006年（平成18年）） ISBN 4-642-02860-9 P59 - 66・82 - 85・186 - 189

[9] 近年、公宗が擁立しようとしたのは光厳上皇であったとする見解もある（家永遵嗣「光厳上皇の皇位継承戦略と室町幕府」桃崎有一郎・山田邦和編著『室町政権の首府構想と京都』文理閣〈平安京・京都叢書4〉、2016年（平成28年）10月 ISBN 978-4-89259-798-5）。

[FOOTNOTE岩井忠熊20033-10] 岩井忠熊 2003, p. 3.

[FOOTNOTE刑部芳則20185-11] 刑部芳則 2018, p. 5.

[FOOTNOTE小田部雄次2006323-12] 小田部雄次 2006, p. 323.

[FOOTNOTE小田部雄次2006228-13] 小田部雄次 2006, p. 228.

[FOOTNOTE華族大鑑刊行会19904-14] 華族大鑑刊行会 1990, p. 4.

[FOOTNOTE網野善彦2008297-298-25] 網野善彦 2008, p. 297-298.

[FOOTNOTE網野善彦2008298-26] 網野善彦 2008, p. 298.

[FOOTNOTE網野善彦2008299-27] 網野善彦 2008, p. 299.

[FOOTNOTE岩井忠熊200316-28] 岩井忠熊 2003, p. 16.

[29] 立命館大学　蔵書冊数 ^{[リンク切れ]}

[1]

[2]

[注釈 1]

[@ 1]

[@ 2]

[@ 3]

[@ 4]

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[4]

日本の氏族	菅野氏肥前石井氏西園寺家土肥氏杉氏 >>固有名詞 >>組織・団体一覧 >>家系一覧 >>家系一覧
公家	地下人六角家西園寺家菊亭家穂波家 >>人名 >>実業家一覧 >>貴族一覧

西園寺家
左三つ巴（ひだりみつどもえ）
本姓	藤原北家閑院流
家祖	藤原通季^[1]
種別	公家（清華家）^[1] 華族（侯爵→公爵）^[2]
出身地	山城国
主な根拠地	山城国伊予国宇和郡静岡県庵原郡興津町東京市神田区駿河台
著名な人物	西園寺公経西園寺実兼永福門院（西園寺鏱子）後京極院（西園寺禧子）西園寺公重西園寺公望
支流、分家	菊亭家(清華家・侯爵)^[2] 清水谷家(羽林家・伯爵) 室町家(羽林家・伯爵) 橋本家(羽林家・伯爵) 大宮家(羽林家・子爵)^[2] 常磐井家(男爵)^[2] 洞院家（公家）伊予西園寺氏（武家）内ヶ島氏？（武家）冷泉家^[2] 竹林院氏^[2]
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