山形駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 16:00 UTC 版)
駅弁
- やまもり弁当
- 牛・豚・鶏の肉づくし
- 山形特選牛めし
- 女性のための幕の内弁当
- みちのく弁当の旅
利用状況
JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は8,737人である[利用客数 1]。
山形新幹線はあくまで在来線扱いのため、以下の1日平均乗車人員は奥羽本線(山形線)等のいわゆる「一般的な在来線」と「山形新幹線」の合算で公表されている。在来線と新幹線の乗車人員が分けて公表される、新青森駅や仙台駅等のフル規格新幹線駅の公表方法とは異なる。
1935年度(昭和10年度)及び1994年度(平成6年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1935年(昭和10年) | 1,842 | [利用客数 2] |
1994年(平成 | 6年)13,350 | [利用客数 3] |
1995年(平成 | 7年)13,400 | |
1996年(平成 | 8年)13,340 | |
1997年(平成 | 9年)13,040 | |
1998年(平成10年) | 12,650 | |
1999年(平成11年) | 11,750 | |
2000年(平成12年) | 11,800 | [利用客数 4] |
2001年(平成13年) | 11,543 | [利用客数 5] |
2002年(平成14年) | 11,306 | [利用客数 6] |
2003年(平成15年) | 10,963 | [利用客数 7] |
2004年(平成16年) | 11,000 | [利用客数 8] |
2005年(平成17年) | 11,096 | [利用客数 9] |
2006年(平成18年) | 10,963 | [利用客数 10] |
2007年(平成19年) | 11,014 | [利用客数 11] |
2008年(平成20年) | 10,994 | [利用客数 12] |
2009年(平成21年) | 10,889 | [利用客数 13] |
2010年(平成22年) | 10,562 | [利用客数 14] |
2011年(平成23年) | 10,518 | [利用客数 15] |
2012年(平成24年) | 10,860 | [利用客数 16] |
2013年(平成25年) | 11,221 | [利用客数 17] |
2014年(平成26年) | 10,654 | [利用客数 18] |
2015年(平成27年) | 10,733 | [利用客数 19] |
2016年(平成28年) | 10,686 | [利用客数 20] |
2017年(平成29年) | 10,759 | [利用客数 21] |
2018年(平成30年) | 10,728 | [利用客数 22] |
2019年(令和元年) | 10,433 | [利用客数 23] |
2020年(令和 | 2年)6,934 | [利用客数 24] |
2021年(令和 | 3年)7,535 | [利用客数 25] |
2022年(令和 | 4年)8,737 | [利用客数 1] |
駅周辺
山形市中心市街地は、第二次世界大戦において空襲による被災を経なかったことから城下町特有の隘路が残存され、道路交通上の問題が指摘されていた。加えて山形駅前地区においては、木造低層商店、倉庫等が密集し、都市災害の危険性だけでは無く地区発展の妨げともなっていた[3]。
1961年度には山形市によって山形駅前土地区画整理事業(17.6ha)の施行が着手されるが[注釈 1]、1968年に制定された都市計画法によって、防災建築街区造成事業も早期に完成させることも要求されたため、山形駅前土地区画整理事業は土地区画整理事業と防災建築街区造成事業を合併して施行することとなった[3]。土地区画整理事業に伴って1967年に駅舎が改築され、同時に駅前広場も従来比の2倍に拡張され整備された他、1969年度には駅周辺住民の利便性確保のため新設された駅前と駅裏を結ぶ幅員4.8m、延長141mの地下道が完成している[3]。1970年12月に施行地における第1号の建物として大宝ビルが完成したのを皮切りにスーパーやホテル等を中核テナントとしたビルが続々と建てられた[3]。1976年には土地区画整理事業が完了し、駅前大通り等も拡幅されたことから駅周辺は県都の表玄関として近代化され、駅前大通りに面した幸町・香澄町・十日町は商業集積も高まり、七日町と匹敵する商業地へと変貌を遂げた。しかし、市郊外における量販店やロードサイド店の出店攻勢に伴って、2000年代に入り売上不振に陥った山形ビブレの撤退や、山交ビル中核を担っていたダイエー山形店撤退等、駅周辺の商業環境も時代の波に洗われている。
一方、当駅西地区は鉄道輸送と連携して、1928年に山形市の誘致企業である鉄興社(現・東ソー)が工場操業を始めた。また国鉄官舎や山形機関区の他[18]、民家も立地する雑然とした地域であった。しかし、山形新幹線や高速道路の開通によって山形駅周辺を利用する人も飛躍的に増加したことから、山形の顔として機能拡大を求められていたことに鑑み、山形駅西口地区に新たな都市機能を導入し新都心地区として整備することを目的に、1993年度から山形市によって総事業費約340億円を投じ、山形駅西土地区画事業(約29.9ヘクタール)の施行が着手され[6]、2002年度に事業は完了している。再開発によって、霞城セントラル(官民複合型ビル)や山形テルサ(複合施設)等が出来、市街地は駅西に拡大した。この他施行地にはホテルやマンションの立地が進んだ。
- 東口
- コンフォートホテル山形
- ホテル・アルファーワン山形
- アパホテル〈山形駅前大通〉
- 山形グランドホテル
- ホテルメトロポリタン山形:2021年2月17日より、駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」が利用可能(事前予約制)[19][報道 11]。
- 山形国際ホテル
- ホテルキャッスル(1981年4月開業、2023年12月末閉館[新聞 17])
- ドコモ山形ビル
- 山交ビル(山交バスターミナル)
- 西口
- 東横イン山形駅西口
- リッチモンドホテル山形駅前
- ホテルルートイン山形駅前
- スーパーホテル山形駅西口
- 霞城公園(山形城跡)
- 山形市郷土館(旧済生館本館)
記事本文
利用状況
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、529頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 朝日 2013, p. 10
- ^ a b c d e f 「駅前商店街の近代化――山形市山形駅前地区」『区画整理』 19巻、8号、街づくり区画整理協会、1976年8月。ISSN 03862216。
- ^ a b 計画都市協会 1994, pp. 67–73
- ^ 山形県大百科事典 1993, p. 677
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- ^ 『逓信省告示第三百三十四号. 官報. 1901年08月21日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
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- ^ 「立体駐車場が待望のオープン JR山形駅前」『読売新聞』読売新聞社、1994年7月21日、山形読売庄内・最上朝刊、22面。
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- ^ 「山形「ホテルキャッスル」閉館へ 建物老朽化、年内限り」『山形新聞』山形新聞社、2023年1月17日。
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