草分けとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 草分けの意味・解説 

くさ‐わけ【草分け】

読み方:くさわけ

土地切り開いて、そこにや町を興すこと。また、その人

ある物事初めて行うこと。また、その人創始者。「電子工業界の—」

草深い所を分けて行くこと。また、そういう所。

「—の道を早みて里を過ぎ」〈浄・日本武尊

草分き」に同じ。

殿原—のかふ、…鹿の実にはよき処ぞ」〈盛衰記三六


草分け

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/01 06:45 UTC 版)

草分け(くさわけ)とは、最初に土地を開拓して村落を作った者及びその家のこと。柴切り(しばきり)・草切り(くさきり)など多くの異名を持つ。転じてある分野や専門の先駆者や物事を世の中で最初に始めた人のことを草分け的存在と呼ぶことがある。




「草分け」の続きの解説一覧

草分け

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:09 UTC 版)

江古田」の記事における「草分け」の解説

江古田鎌倉時代開拓されたと伝わる。江古田村内の本村(現・江古田一丁目)が最初の集落であったといわれ、そこに鎌倉時代から続くと伝えられる旧家が8軒あった。深野堀野佐久間高崎木村白井山崎小川の各家である。江古田名主であった深野家は鎌倉期にこの地へ入植した伝承される深野家の一族相名主格でもあった堀野良之助は深野家について「鎌倉時代落ち武者末孫であったのだろう」と推測している。文永8年1271年鎌倉龍ノ口法難免れた日蓮佐渡流される途中で江古田の脇の鎌倉みちを通り深野家に一泊して書をしたためたのが今に残るという。 口伝によると、かつて江古田寺山(現・江古田の森公園一帯)に江古寺という寺院があった。江古田村はその領地であったという。明治のころ村民その辺りの雑木林開拓したとき、板碑2基をはじめとして板碑石造物破片大量に出土したことがあった。板碑一つ応永年代(1394~1428年)のものだった平成江古田遺跡発掘調査では、中世工法造成整地された平坦面に、総・庇付き掘立柱建物跡や、空堀ともいえる溝、焼き場とみられる土坑などの遺構検出された。遺物としては白磁四耳壷はじめとする陶磁器などが発掘された。発掘調査報告書はこれを1415世紀存在していた中世寺院遺跡ではないか推測し、江古寺伝承参照している。

※この「草分け」の解説は、「江古田」の解説の一部です。
「草分け」を含む「江古田」の記事については、「江古田」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「草分け」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「草分け」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「草分け」の関連用語

草分けのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



草分けのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの草分け (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの江古田 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS