江古田村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:09 UTC 版)
江戸時代、武蔵国多摩郡に10領あり、その1つが野方領で、野方領に54村ある中の1つが江古田村であった。江古田村は多摩郡の東の端、豊島郡との境界にあった。村の広さは東西45町(約4.9キロメートル)、南北7町余り(0.8キロメートルほど)で、地勢は平坦で、水田が村の中央にあった。古街道が村の中央を東西に横断していた。石神井村から江戸に通う幅2間余り(3.6メートル超)の道で、小石川道ともいった。他に江古田村を経由する鎌倉街道があった。その道筋は明確でないが、江古田村民は氷川神社前から同村和田を経て下落合村に通じる小道を旧鎌倉街道と呼んでいた。
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