竜弓類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/05 23:50 UTC 版)
| 竜弓類 Sauropsida |
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多種多様な竜弓類の生物
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Sauropsida Goodrich, 1916 |
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| シノニム | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| 竜弓類 | |||||||||||||||||||||
| 下位分類群 | |||||||||||||||||||||
竜弓類(りゅうきゅうるい、Sauropsida)あるいは蜥形類(せきけいるい)は、有羊膜類に属する脊椎動物の一群である。
有羊膜類の二大グループの一方で、哺乳類よりもワニやトカゲに近縁な生物の総称。他にカメ、恐竜、鳥類、ヘビなどを含む。中竜類(絶滅)と爬虫類に分岐。中竜類の分類によっては、爬虫類の後行異名になる。
起源
石炭紀中期、爬形類の中に発生の初期段階に胚が羊膜を持つことで陸上での産卵が可能となったグループ、有羊膜類が現れた。かれらは水際から離れる事の出来ない両生類とは異なり乾燥した陸上生活に完全に適応し、急速に分布をひろげていった。そうした中から二つの大グループが現れる。一つは哺乳類へとつながる単弓類。もう一つは(鳥類を含む)爬虫類へとつながる竜弓類である。石炭紀中期には両者は分岐していたと思われる。
分類
Benton, 2004など参照。
†は絶滅
上位分類
カシネリア、ウェストロティアーナは所属する分類群が不明な初期の有羊膜類である。
- 有羊膜類 Amniota
- カシネリア Casineria †
- ウェストロティアーナ Westlothiana †
- 単弓類 Synapsida
- 盤竜目 Pelycosauria †
- 獣弓目 Therapsida - 哺乳類を除いて絶滅
- 竜弓類 Sauropsida
下位分類
- 中竜類 Mesosauria †
- 爬虫類 Reptilia
- 無弓類 Anapsida = 側爬虫類 / 擬爬虫類 Parareptilia †
- 真正爬虫類 Eureptilia
- カプトリヌス類 Captorhinidae †
- 双弓類 Diapsida
- 細脚類 Araeoscelida †
- ヤンギナ類 Younginiformes †
- 魚竜類 Ichthyosauria †
- 竜(サウリア)類 Sauria
- 鱗竜形類 Lepidosauromorpha
- 主竜形類 Archosauromorpha
- プロラケルタ目 Prolacertiformes †
- カメ類 Testudines - 現在では分子系統学からワニなどに近縁とされる
- 主竜類 Archosauria
- クルロタルシ類 Crurotarsi
- 鳥頸類 Ornithodira
- 翼竜目 Pterosauria †
- 恐竜上目 Dinosauria - 鳥類を除いて絶滅
外部リンク
- 有羊膜類の系統分類(渡邊誠一郎)[リンク切れ]
竜弓類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 16:00 UTC 版)
爬虫類と鳥類を含む竜弓類においては、方形頬骨と上顎骨の接触が完全に失われている。双弓類では、方形頬骨と頬骨は先述のように下側頭窓の下側境界を定義するlower temporal barを形成する。ペトロラコサウルスやヨンギナ(英語版)などの初期の双弓類は両生類・「無弓類」・初期の単弓類と同様に方形頬骨が長く、lower temporal barの大部分を占める。しかし、より派生的な双弓類のメンバーでは、頭骨の側頭部に大きな形質変化が生じており、方形頬骨の構造にも影響した。 双弓類は不完全なlower temporal barを持ち、方形頬骨と頬骨が互いに関節していない場合が多い。このためアーチ状構造を持つ下側面頭窓は下側で開口する。不完全なlower temporal barあるいはそれが存在しない様子は、ペルム紀のクラウディオサウルス(英語版)で最初に見られており、他のペルム紀・三畳紀の双弓類の大部分にも引き継がれている。ただし、三畳紀のタニストロフェウス科(英語版)・タラットサウルス類(英語版)・ピストサウルス上科(英語版)といった複数の海棲爬虫類では方形頬骨が完全に失われている。有鱗目も方形頬骨を欠いているが、初期の有鱗目に近縁なマルモレッタ(英語版)などの属種では方形頬骨が維持されている。Lower tempral barを持たない魚竜は方形頬骨が上下に高く、下側頭窓の上に伸びて後眼窩骨と接する。プロガノケリスなど初期のカメも上下に高い方形頬骨を持ち、下側頭窓の影響を一切受けずに頬骨と接する。 三畳紀の爬虫類にはlower temporal barを再獲得したものもいるが、彼らのlower temporal barの大部分は方形頬骨でなく頬骨で形成されている。これらの爬虫類では、方形頬骨は小型のLまたはT字型で、頭蓋骨の後端に位置する。ゲフィロサウルス(英語版)などの初期ムカシトカゲ目は不完全なlower temporal barを持ち、方形頬骨は方形骨と癒合する。現生のムカシトカゲなど、より後の時代のムカシトカゲ目のメンバーは、依然として方形骨と方形頬骨が癒合するものの、完全なlower temporal barを持つ。ワニや恐竜など主竜類を含む主竜形類(Archosauriformes)の全てのメンバーは完全なlower temporal barを持つ。これは板歯目、トリロフォサウルス(英語版)、複数のリンコサウルス類(英語版)、コリストデラ類(英語版)でも同様である。 現生鳥類は薄い添え木状の頬骨と同化した方形頬骨を持つ。しかし、アーケオプテリクスやプテリゴルニス(英語版)といった中生代の鳥群では、方形頬骨が分かれたまま保存されている。非鳥類型恐竜もまた、分かれた方形頬骨を持っている。
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