ギュンタームカシトカゲとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > その他の生物 > ワシントン条約付属書I類 > ギュンタームカシトカゲの意味・解説 

ギュンタームカシトカゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 08:40 UTC 版)

ギュンタームカシトカゲ
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: ムカシトカゲ目 Sphenodontia
: ムカシトカゲ科 Sphenodontidae
: ムカシトカゲ属 Sphenodon
: ギュンタームカシトカゲ
S. guntheri
学名
Sphenodon guntheri Buller, 1877
和名
ギュンタームカシトカゲ
英名
Brother's Island tuatara

ギュンタームカシトカゲ学名Sphenodon guntheri)は、ムカシトカゲ目ムカシトカゲ科に分類される爬虫類。2種のみが現生するムカシトカゲの1種。

分布

ニュージーランド(ノースブラザー島)固有種

形態

頭胴長25-30cm。頭部は幅広く、吻端は丸みを帯びる。尾は太くて分厚い。体色は暗褐色や緑褐色で、体側面に黄色い斑紋が入る個体もいる。

眼は大型。四肢は頑丈で、指趾には鉤状の爪が生える。

分類

記載後ムカシトカゲシノニムとされていたが、形態や分子系統学の研究から独立種とする説が有力である。

生態

灌木林やその周辺にある草原に生息する。

食性は動物食で、主に昆虫を食べる。

繁殖形態は卵生。1回に10-15個の卵を産んだ例がある。

人間との関係

分布域が限定的である事から、密猟や人為的に移入された動物による捕食などによる生息数の減少が懸念されている。

関連項目

参考文献

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社2001年、130、237頁。

外部リンク






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ギュンタームカシトカゲ」の関連用語

ギュンタームカシトカゲのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ギュンタームカシトカゲのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのギュンタームカシトカゲ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS