現生種の分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 14:28 UTC 版)
2種が現存している。 Sphenodon punctatus (Gray, 1842) ムカシトカゲ:以前は唯一の種とされていた。IUCNのレッドリストではLR/lc(軽度懸念)とされている。 Sphenodon gunteri Buller, 1877 ギュンタームカシトカゲ:通常種よりさらに希少で、クック海峡のブラザー諸島 (Brothers Islands) にのみ生息し、オリーブ色の体色に黄色い斑点がある。IUCNのレッドリストではVU(危急)とされている。 S. punctatus にはS. p. punctatus 以外にS. p. reischeki という亜種がリトル・バリアー島 (Little Barrier Island) に存在していたが、1970年代に絶滅したと考えられている。またこれとは別に現存するS. punctatus に関して、クック海峡のスティーブンズ島 (Stephens Island) とトリオ諸島 (Trios Islands) にすむグループを別亜種(未命名)として、北島北岸のプレンティ湾 (Bay of Plenty) から北に住む基亜種S. punctatus punctatus との2亜種とする説がある。また、Sphenodon 属の絶滅種として北島の東岸部から骨格が発見されたS. diversum がいる。
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