【ハードポイント】(はーどぽいんと)
乗り物の構造において、何かを搭載する事を想定して特に構造が補強されている箇所。
外側に露出しているものだけを指し、機内のカーゴスペースなどは含まない。
軍用機の場合、胴体・翼の下面に兵装を吊り下げるためにパイロンを取り付けるものが一般的。
空気抵抗によって接合部分に深刻な負荷がかかるため、これに耐えるための頑強な構造が必要となる。
また、形状や重量の変化によってマニューバーや巡航速度や航続距離に悪影響を及ぼす。
現代軍用機のハードポイントはおおむね翼下に6箇所、翼端に2箇所、胴体下に4箇所を上限として設計される。
実際の運用では爆弾・ミサイル・機銃・増槽・電子戦装備などを搭載するのが一般的。
F-15Eストライクイーグルの例。
胴体側面コンフォーマルタンクに6箇所、胴体下に1箇所、翼下に3箇所見える。
ハードポイント
車両レイアウトのための特定の点。車体をデザインするとき必ず確認する点。設計要望点。車両全長、オーバーハング、前後車軸の中心、シート、ペダル位置、フッド高さ、シルの高さ、トランク容積などが含まれる。
ハードポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/03 22:04 UTC 版)
ハードポイント(hard-point、重量強化点、機外兵装ステーション)は、軍用機の胴体や主翼の下面にあらかじめ設けられた、兵装類を
- ^ レーザー目標指示装置を搭載したポッド
- ^ ジャミング装置など電子攻撃用の装備を搭載したポッド
- ^ 内部に少量の貨物を積載できる中身が空のポッド
- ^ 曲技飛行などで使用するスモーク発生装置を内蔵したポッド。
- ^ P-3は翼端にある兵器用のハードポイントとは別に、胴体下部にセンサー用配線を確保したハードポイントを設置することで拡張性を確保している。
- ^ 翼端には短距離の空対空ミサイルだけ搭載可能とする機体では、パイロンは用いず翼端部に直接レールランチャーが備わっている
- ^ 例外としてF-111が挙げられる。詳細はF-111 (航空機)#可変翼を参照のこと。
- ^ 石川潤一 「ロシア空軍の戦闘爆撃機 フェンサーからフルバックへ」『軍事研究』2012年1月号、ジャパン・ミリタリー・レビュー、雑誌 03241-01、ISSN 0533-6716、72-75頁
- 1 ハードポイントとは
- 2 ハードポイントの概要
- 3 関連項目
ハードポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 07:07 UTC 版)
「ジン (ガンダムシリーズ)」の記事における「ハードポイント」の解説
機体サイドスカートや脚部にはハードポイントも設置されており、マニピュレーターとともに各種装備を換装する事で各戦闘に対応する事も可能としている。
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ハードポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:41 UTC 版)
「境界線上のホライゾン」の記事における「ハードポイント」の解説
首・脇・腰を囲う“コ”の字型の端末。衣服の留金でもある。術式管理や走狗格納を行い、また常に生命維持の加護を展開する。ハードポイントパーツとも。
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