ハードボイルド刑事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 00:50 UTC 版)
本名:星 逃田(ほし とうでん) 声:下元史朗 原作にも登場するキャラクターだが、アニメ版では設定が異なり、特殊刑事課(原作では本庁の所属であり特殊刑事課の一員ではない)の一員の為、ここではアニメ版の設定を説明する。 第100話「俺が主役だ!星逃田」で初登場。愛車はシボレー・カマロ(4代目前期、赤のコンバーチブル) 登場シーンがハードボイルドに決まるまでに何度もリテイクを繰り返し、「理屈より絵面優先」として、次々と作品設定を変える等、無茶な要求を多く行った。その結果、背景、彩色、動画、原画マンが逃走し、最終的には作画そのものが消失し、滅茶苦茶な終盤に憤慨した星が呼び出すことで本作監督の高松信司が実写版で割り込む事態に発展。エピローグでは両津が「いつの間にかいなくなっていた」「もう二度と出てきてほしくない」とコメントしたが本編終了後の次回予告にも乱入してきた為、両津が予告コメントを読めなかった。 第245話「両さんの長い一日」のおまけ回「帰ってきたハードボイルド刑事」において、4年ぶりのテレビ再登場を果たす(劇場アニメーション映画版第1作目『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』でも特殊刑事課の中でカメオ出演している為、厳密には2年ぶり)もその回は第100話のフィルムを再編集した短編ストーリーで星がカマロから降りて、自身の紹介(1回目は派出所のメンバーの顔がギャグすぎたためNG、2テイク)をしたところで即終了。終わりの早さに憤慨して演出の高松を呼び寄せたが「本編の放送時間が余ったので来てもらった。もう帰っていい」と開き直られ、「私の見せ場が…」と絶句したまま完結した。 『ハードボイルド』には固ゆで卵という意味もあるために派出所メンバーは「いつもゆで卵を食べている」(中川談)「ゆで卵みたいにつるつるの頭をしている」(麻里愛(マリア)談)「巨大な卵の殻を被っている」(両津談)などと予想していた。 星が登場する回は麗子が登場せず代わりに麻里愛(マリア)が登場している。その為、アニメ版では星と麗子の関わりはない。
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