ハードボードとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ハードボードの意味・解説 

ハードボード【hardboard】

読み方:はーどぼーど

パルプ接着剤をまぜ、高温圧縮成型した硬質繊維板


ハードボード

英語 hardboard

木材チップパルプ化し、それに接着剤加えるなどして板状圧着成形したもの。適度の剛性強度をもち、安価加工しやすいため日用品文房具心材家庭電気製品の裏ぶた、あるいは包装梱包資材などに広く使われている。自動車では、ドアトリム(ドアパッド)の基材(心材)、トランクルーム内の内ぶたなどに使われている。ただしドアトリム場合これまで成形をしない平物ドアトリム呼ばれる類のものであったが、最近は高級車から大衆車まで成形トリム主流になっており、ハードボードを使用したものは少なくなっている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ハードボード hard board

繊維板一種材質均一狂い少ない、表面平滑硬い加工容易などの性質をもつ。内装材・家具などに使用されるJISでは硬質繊維板と呼ぶ。

ファイバーボード

(ハードボード から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 00:51 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ファイバーボードは、蒸解した木材繊維を接着剤と混合して熱圧成型した木質ボードの一種。比重が小さい方からインシュレーションボード、MDF、ハードボードに区分される。パーティクルボードよりもエレメントが小さいために均質であり、木材の持つ異方性はほとんど無い。原料として未利用廃材や低質木材が主に利用される、リサイクル製品である。FBと略されることもある。

ファイバーボードの区分

JIS A 5905 による。

インシュレーションボード

密度:0.35g/cm3未満(IFB:Insulation Fiber Board)。

MDF(ミディアムデンシティファイバーボード)

密度:0.35g/cm3以上、0.80g/cm3未満。中密度繊維板(Mid Density Fiber Board)。

ハードボード

密度:0.80g/cm3以上。廃材等を細く裁断して、繊維状に解きほぐした材料に水を混ぜ、加圧加熱成形する。接着剤を殆ど使用せず、木材に含まれるポリフェノールであるリグニンの作用で結着させる [1] [2]

関連項目

脚注

外部リンク

  1. ^ 木製ドア用語集 ハードボード”. コマニー株式会社. 2017年1月15日閲覧。
  2. ^ ハードボード”. 佐久間木材株式会社. 2017年1月15日閲覧。

ハードボード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 00:51 UTC 版)

ファイバーボード」の記事における「ハードボード」の解説

密度:0.80g/cm3以上。廃材等を細く裁断して繊維状に解きほぐし材料混ぜ加圧加熱成形する接着剤を殆ど使用せず木材含まれるポリフェノールであるリグニン作用結着させる。

※この「ハードボード」の解説は、「ファイバーボード」の解説の一部です。
「ハードボード」を含む「ファイバーボード」の記事については、「ファイバーボード」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ハードボード」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「ハードボード」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ハードボード」の関連用語

ハードボードのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ハードボードのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
三栄書房三栄書房
Copyright c San-eishobo Publishing Co.,Ltd.All Rights Reserved.
ダイキン工業ダイキン工業
Copyright (C) 2025 DAIKIN INDUSTRIES, ltd. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのファイバーボード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのファイバーボード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS