レーザー目標指示装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 06:23 UTC 版)
レーザー目標指示装置(レーザーもくひょうしじそうち、英語: Laser target designator)は、目標にレーザーを照射して誘導を行う装置。レーザー目標指示装置は、レーザー誘導爆弾、ミサイル、あるいは精密誘導砲弾などに標的を指示する。それぞれの例として、ペイブウェイシリーズの爆弾、ロッキード・マーティンのヘルファイア・ミサイル、M712 カッパーヘッド弾がある。
- 1 レーザー目標指示装置とは
- 2 レーザー目標指示装置の概要
- 3 参考資料
レーザー目標指示装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 16:23 UTC 版)
詳細は「レーザー目標指示装置」を参照 レーザー誘導爆弾の設計には、指定目標からの反射パルスレーザー光の位置を特定するレーザー目標追跡装置が必要です。これにより照準システムが特定の目標に向かうことが可能となる。最も単純な追跡装置(Pave Penny(英語版)など)にはレーザーが無く、ただレーザーセンサーがある。一部の照準システムには、目標までの正確な距離を計算するレーザー距離計を組み込み、その情報を航法・攻撃システム(英語版)に伝えるものがある。多くの照準ポッドや軍事施設では、距離計の反射した信号を受信するためにレーザースポットトラッカーと同じセンサーを使うため、測距と追跡の両方が可能である。これらをレーザー目標追跡装置および指示装置(LRMTS)という。一部の照準システムは、 レーザー誘導兵器の目標を指定できるレーザーを搭載し、攻撃機が個別目標や他の友軍を指定できる。1970年代のLRMTS(特に固定内部ユニット)には、目標指定に十分な出力やスラントレンジのあるレーザーが搭載されていなかったが、距離測定は可能だった。そのようなユニットには、地上での指定または他の航空機の前線航空管制による目標指定が必要だった。
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