インプリンティング【imprinting】
読み方:いんぷりんてぃんぐ
刷り込み。
インプリンティング
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刷り込み
インプリンティング(刷り込み)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 09:02 UTC 版)
「そらのおとしもの」の記事における「インプリンティング(刷り込み)」の解説
エンジェロイドへ施されるプログラムの一種。エンジェロイドとマスターの主従契約のようなもの。エンジェロイドの首輪の鎖が伸び、マスターとなる者の右手へ巻きつく。この鎖は、好きな時にいくらでも伸ばしたり消したりすることができる。マスターが解除を求める、若しくは強引な方法では鎖を物理的に断ち切るか、ハッキングでプログラムを破壊すれば、その関係は断たれる。
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インプリンティング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 05:05 UTC 版)
「長鎖ノンコーディングRNA」の記事における「インプリンティング」の解説
ncRNAによるクロマチン修飾は、インプリンティングの現象の中で初めて明らかになった。インプリンティングは、母親または父親由来の染色体のいずれか一方のアレルからのみ遺伝子が発現する現象である。一般的に、インプリンティング遺伝子は染色体上で密集して位置しており、このことはインプリンティング機構が個々の遺伝子ではなく局所的な染色体ドメインに対して作用することを示唆している。こうしたクラスターはlncRNAと関係していることも多く、ncRNAの発現は同じアレルの関連するタンパク質コーディング遺伝子の抑制状態と相関している。実際に、Kcnq1ot1やIgf2r/Air(英語版)といったncRNAのインプリンティングにおける重要な役割が詳細な解析により明らかにされている。 Kcnq1(英語版)遺伝子座のほぼすべての遺伝子は、父親由来で発現するアンチセンスncRNAであるKcnq1ot1を除いて母親由来の遺伝子が発現する。Kcnq1ot1が切り詰められたトランスジェニックマウスは隣接遺伝子をサイレンシングすることができないことから、Kcnq1ot1が父親由来の染色体上の遺伝子のインプリンティングに重要であることが示唆される。Kcnq1ot1は、Kcnq1ot1のプロモーター領域と重複するインプリンティング中心においてヒストンH3のリジン9番と27番のトリメチル化を指示することができ、この領域はKcnq1のセンス鎖のエクソン内に位置している。HOTAIRの場合と同様に、Eed-Ezh2ポリコーム複合体が父親由来のKcnq1遺伝子座へ(おそらくKcnq1ot1によって)リクルートされ、そこで抑制的なヒストンメチル化によって遺伝子サイレンシングを媒介している可能性がある。Igf2r遺伝子座の場合も、メチル化状態の異なるインプリンティング中心は、父親由来の染色体上でIgf2r遺伝子座近傍遺伝子のサイレンシングを担う長鎖アンチセンスncRNAであるAirのプロモーター領域と重なっている。Igf2r遺伝子座におけるアレル特異的なヒストンメチル化の存在は、Airがクロマチン修飾を介したサイレンシングを媒介していることを示唆している。
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