Oリング O ring
Oリング
Oリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 09:58 UTC 版)
Oリング(オーリング、英語: O-ring)とは、密封(シール)に使用される、断面が円形(O形)の環型をした機械部品。押しつぶして密閉することから、スクイーズタイプのシール(スクイーズパッキン)に分類される[1][2]。材質にはゴムが使用されるのが一般的である[3][4]。装置などに気体や液体などの流体が進入することを防止したり、装置内部の流体が外に漏れないようにするために用いられる[5]。
- ^ a b c d 津田 1994, p. 339.
- ^ 渡辺 2009, p. 125.
- ^ 日本機械学会 編『機械工学辞典』(第2版)丸善、2007年、159頁。ISBN 978-4-88898-083-8。
- ^ a b Machinery's Handbook 2012, p. 2587.
- ^ a b c Parker O-Ring Handbook 2007, p. 1-2.
- ^ JIS B 2401-1:2012「Oリング-第1部:Oリング」(日本産業標準調査会、経済産業省)、3頁
- ^ a b 津田 1994, p. 341.
- ^ a b 渡辺 2009, p. 129.
- ^ 渡辺 2009, pp. 128–129.
- ^ 渡辺 2009, p. 95.
- ^ a b c 渡辺 2009, p. 126.
- ^ JIS B 2410:2005「Oリング-ゴム材料の選定指針」(日本産業標準調査会、経済産業省)、3頁
- ^ NOK. “B-e 主要温度範囲・密封対象流体”. TECHNICAL NOTE. NOK. p. 125. 2015年11月29日閲覧。
- ^ a b 渡辺 2009, p. 131.
- ^ a b c d Parker O-Ring Handbook 2007, p. 1-5.
- ^ a b Parker O-Ring Handbook 2007, p. 1-6.
- ^ a b Parker O-Ring Handbook 2007, p. 3-19.
- ^ 津田 1994, p. 340.
- ^ a b Parker O-Ring Handbook 2007, p. 1-3.
- ^ Parker O-Ring Handbook 2007, p. 3-24.
- ^ JIS B 2401-1:2012「Oリング-第1部:Oリング」(日本産業標準調査会、経済産業省)、8–10頁
- ^ NOK. “B-h Oリングの使用方法(溝の種類)とその注意点”. TECHNICAL NOTE. NOK. p. 133. 2015年11月29日閲覧。
- ^ 小林 1962, p. 179.
- ^ a b c Machinery's Handbook 2012, p. 2589.
- ^ JIS B 2401-2:2012「Oリング-第2部:ハウジングの形状・寸法」(日本産業標準調査会、経済産業省)、4頁
- ^ 小林 1962, pp. 179–180.
- ^ NOK. “B-c Oリングの密封原理”. TECHNICAL NOTE. NOK. p. 122. 2015年11月29日閲覧。
- ^ Parker O-Ring Handbook 2007, p. 2-7.
- ^ Parker O-Ring Handbook 2007, p. 2-9.
- ^ Machinery's Handbook 2012, p. 2592.
- ^ a b c d e f Machinery's Handbook 2012, p. 2591.
- ^ a b c 渡辺 2009, p. 132.
- ^ a b c 小林 1962, p. 180.
- ^ a b 小林 1962, p. 181.
- ^ a b 桜シール. “PTFE(テフロン/フッ素樹脂/4F)の概要”. 製品情報. 桜シール. 2015年11月29日閲覧。
- ^ 渡辺 2009, p. 142.
- ^ NOK. “スタティックメタルパッキン”. 製品情報. NOK. 2015年11月29日閲覧。
- ^ a b 三菱電線工業. “メタルOリング”. 製品情報. 三菱電線工業 pages=26–3. 2015年11月29日閲覧。
- ^ ニチアス. “メタル中空Oリング”. 製品案内. ニチアス. 2015年11月29日閲覧。
- ^ 渡辺 2009, p. 83.
- ^ Parker O-Ring Handbook 2007, p. 2-10.
- ^ 渡辺 2009, pp. 129–130.
- ^ a b c Machinery's Handbook 2012, p. 2588.
- ^ Parker O-Ring Handbook 2007, p. 3-3.
- ^ NOK. “B-g Oリングの設計基準”. TECHNICAL NOTE. NOK. p. 131. 2015年11月29日閲覧。
- ^ JIS B 2401-4:2012「Oリング-第4部:バックアップリング」(日本産業標準調査会、経済産業省)、2–3頁
- ^ Parker Hannifin Corporation (2013年). “Parker Metal Seal Design Guide - CSS 5129”. pp. C-16, C-24, ,C-30, C-32. 2015年11月19日閲覧。
- ^ a b c 小林 1962, p. 178.
- ^ a b c d e Mary Bellis. “O-Ring History”. About.com. About, Inc.. 2015年11月19日閲覧。
- ^ 渡辺 2009, p. 10.
- ^ Rogers Commission report (1986年). “Report of the Presidential Commission on the Space Shuttle Challenger Accident, Volume 1, chapter 4, page 57-59, 70-72”. 2010年10月27日閲覧。
- ^ 上山忠夫、1989–1990、「スペースシャトル・チャレンジャー号事故と現状」、『日本信頼性技術協会誌』11巻2号、日本信頼性学会、doi:10.11348/reaj1979.11.2_58 pp. 58–61
Oリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 01:37 UTC 版)
本項でのOリングは、発射用のOリングのことを指す。サブチャンバーによって押し出されたBB弾は、このOリングに固定される。一定量前進するとこの部品が広がり、BB弾が発射される。
※この「Oリング」の解説は、「BV式ガスガン」の解説の一部です。
「Oリング」を含む「BV式ガスガン」の記事については、「BV式ガスガン」の概要を参照ください。
Oリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 17:22 UTC 版)
Oリングは断面が円形の環状シール。ガスケットとして使用する他、往復運動用のパッキンとしても使われる。素材はニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴムが使われる。Oリングは装着用の溝にはめ込んで使用される。シール性が優れている上装着が容易なので油圧・空圧機器や減圧・真空用のシールとして幅広く使われている。素材によって使用温度範囲が定められている。最も温度範囲の広いシリコンゴムの使用範囲は-70〜230°C、安価なニトリルゴムは-15〜120°C。Oリングの耐圧はパッキンとして10気圧、ガスケットとしては100気圧まで。
※この「Oリング」の解説は、「シール (工学)」の解説の一部です。
「Oリング」を含む「シール (工学)」の記事については、「シール (工学)」の概要を参照ください。
「Oリング」の例文・使い方・用例・文例
- oリングのページへのリンク