ヘモグロビン【hemoglobin】
ヘモグロビン
英訳・(英)同義/類義語:hemoglobin, Hb
主に赤血球内に存在し、4本のペプチド鎖からなるタンパク質に鉄の配位したヘムが結合した構造をしている色素タンパク質で、酸素を運搬する主役でガス交換に機能する。
酵素タンパク質モチーフなど: | プロトンカリウムATPアーゼ ヘパリン結合性上皮増殖因子様増殖因子 ヘパリン結合性増殖因子 ヘモグロビン ベータアドレナリン受容体 ベータアドレナリン受容体キナーゼ ペプシノゲン |
ヘモグロビン(Hb) ( hemoglobin )
ヘモグロビン
【概要】 別名血色素。赤血球の中に含まれる鉄と結合した蛋白質。骨髄の中で赤血球の元になる若い細胞が自分で作るが、赤血球になってからでは運んでいるだけで作れない。肺で酸素に結合し、組織に届くとpHの関係で酸素を放す能力がある。血液1dLあたり12~18グラムで、これより少ない場合を貧血と定義している。
【詳しく】 HIV感染症では材料不足、産生能の低下、消費・破壊の亢進など色々な理由で貧血が起こる。特にエイズの末期ではほとんど全員が貧血になる。対処法は原因を除くことであるが、造血ホルモンである組み換え型エリスロポエチン(日本では認可されていない)や輸血が行われる。

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