エア・ホンコン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/21 13:29 UTC 版)
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| 法人番号 | 4700150004593 | |||
|---|---|---|---|---|
| 設立 | 1986年 | |||
| ハブ空港 | 香港国際空港 | |||
| マイレージサービス | Cargo Clan Elite (キャセイパシフィック航空より) | |||
| 親会社 | キャセイパシフィック航空 | |||
| 保有機材数 | 13機 | |||
| 就航地 | 12都市 | |||
| 本拠地 |   | 
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| 外部リンク | http://www.airhongkong.com.hk/ | |||
| エア・ホンコン | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| 繁体字: | 香港華民航空 | 
| 簡体字: | 香港华民航空 | 
| 拼音: | Xiānggăng Huámín Hángkōng | 
| 発音: | シャンガン フアミン ハンコン | 
| 広東語発音: | Heong1 gong2 waa2 man4 hong4 hung1 | 
| 英文: | Air Hong Kong | 
エア・ホンコンは、香港の香港国際空港を拠点とする貨物航空会社である。
歴史
- 1986年、3人のビジネスマンによって設立された。
 - 1988年2月4日、ボーイング707-320Cを使用して貨物チャーター便運航を開始した。当初の就航都市は、香港(拠点)、ムンバイ、ロンドン、カトマンズの4空港。
 - 1989年10月18日に、貨物定期便の運航を開始。
 - 1990年代初頭までに、オークランド、ブリュッセル、グアム、メルボルン、パース、シドニー、名古屋、大阪、福岡、釜山、シンガポール、ウィーン、チューリッヒ、マンチェスターに就航するなど、路線網を急激に拡大した。
 - 1991年4月、ベトナムの2大都市である、ハノイとホーチミンに就航した。
 - 1994年から1995年にかけて、経営不振によりボーイング707-320Cとボーイング747-100SFの1機のリース契約を終了し、保有機材はボーイング747-100SF型機2機のみとなった。
 - 1997年に、香港の大手財閥の一つであるスワイヤー・グループ傘下で、香港のフラッグキャリアであるキャセイパシフィック航空がエア・ホンコンの約75%の資本を取得し、事実上、キャセイパシフィック航空の子会社となった。
 - 2002年4月、業務の効率化を図るために、エア・ホンコンが主にアジア地域の貨物輸送を担当、キャセイパシフィック航空がそれ以外の地域の貨物輸送を担当するという取り決めが行われた。この取り決めを受け、香港からブリュッセル、マンチェスター、ドバイに至る各長距離路線が廃止され、キャセイパシフィック航空の貨物部門が引き継いだ。
 - 2004年9月、ローンチカスタマーとして、エアバスA300-600F型機を導入。以降、合計8機を導入した。
 - 2007年11月、航空機の稼働率、運航の信頼性、平均遅延時間において総合的に最高のパフォーマンスを達成したとして、航空機メーカーのエアバスからオペレーショナル・エクセレンス賞を受賞した[1]。
 
就航都市
| 国 | 都市 | 空港 | 備考 | 
|---|---|---|---|
| 香港 | 香港国際空港 | ハブ空港 | |
| 東京 | 成田国際空港 | ||
| 名古屋 | 中部国際空港 | ||
| 大阪 | 関西国際空港 | ||
| ソウル | 仁川国際空港 | ||
| 北京 | 北京首都国際空港 | ||
| 上海 | 上海浦東国際空港 | ||
| 成都 | 成都双流国際空港 | ||
| 台北 | 台北桃園国際空港 | ||
| ペナン | ペナン国際空港 | ||
| マニラ | ニノイ・アキノ国際空港 | ||
| セブ | マクタン・セブ国際空港 | ||
| シンガポール | シンガポール・チャンギ国際空港 | ||
| バンコク | スワンナプーム国際空港 | ||
| ホーチミン市 | タンソンニャット国際空港 | 
保有機材
| 機材 | 機数 | 備考 | 
|---|---|---|
| エアバスA330-200F | 4 | DHLアビエーション塗装 | 
| エアバスA330-300/P2F | 10 | |
| 合計 | 14 | 
かつての保有機材
   
   
   - ボーイング707-320C
 - ボーイング747-100SF
 - ボーイング747-200F
 - ボーイング747-400BCF
 - ボーイング727-200F
 - エアバスA300-600F
 
機体カラーリングについては業務提携関係にあるDHLのコーポレートカラーに習い、ホワイトを基調として尾翼から機体後部にかけてと左右エンジンカバー部分が黄色にペイントが施してある。加えて機体後部に赤い文字で『DHL』のロゴマークが入っており、機体前部には赤い文字で『air Hong Kong』とペイントされている。全体的には非常にシンプルな仕様である。
関連項目
外部リンク
- ^ “Air HongKong”. www.airhongkong.com.hk. 2025年8月21日閲覧。
 
固有名詞の分類
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