XボソンとYボソン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/25 18:07 UTC 版)
Xボソン(X boson)とYボソン(Y boson)は、素粒子物理学における仮説上の素粒子である。 ハワード・ジョージとシェルドン・グラショーの SU(5) 大統一模型で導入される新たな相互作用を媒介するゲージ粒子である[1]。 まとめてXボソンとも呼ばれる[2]。
XボソンとYボソンはスピン1のベクトルボソンである。 両者はウィークアイソスピンの下で2重項を為し、ウィークハイパーチャージは ±5/6 である。 従ってXボソンは ±4/3、Yボソンは ±1/3 の電荷をもつ。 XボソンとYボソンはそれぞれにカラーチャージの下で3重項を為し、クォークと結合する。
XボソンとYボソンの質量は 1015GeV 程度であると推定されている。
詳細
XボソンとYボソンはクォークをレプトンと結びつけ、バリオン数を破り、陽子崩壊を可能にする。
XボソンとYボソンは次のような崩壊過程をもつ[3]。
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