W杯初勝利のジンバブエ戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 15:04 UTC 版)
「宿澤広朗」の記事における「W杯初勝利のジンバブエ戦」の解説
W杯では、アフリカのジンバブエに52-8で勝利した(主将・平尾誠二)。しかし、スコットランドに9-47の敗北、アイルランドに16-32の善戦(後述)と、2試合の敗戦を喫していたので、決勝トーナメントに進めなかった。 ジンバブエ戦のフィフティーン 背番号ポジション選手名所属前所属1 PR 太田治 日本電気 明治大学 2 HO 薫田真広 東芝府中 筑波大学 3 PR 田倉政憲 三菱自動車工業京都 京都産業大学 4 LO 林敏之 神戸製鋼 同志社大学 5 LO 大八木淳史 神戸製鋼 同志社大学 6 FL エケロマ・ルアイウヒ ニコニコドー 西サモア 7 FL 梶原宏之 東芝府中 筑波大学 8 No8 シナリ・ラトゥ 三洋電機 大東文化大学 9 SH 堀越正巳 神戸製鋼 早稲田大学 10 SO 松尾勝博 ワールド 同志社大学 11 WTB 吉田義人 伊勢丹 明治大学 12 CTB 平尾誠二(主将) 神戸製鋼 同志社大学 13 CTB 朽木英次 トヨタ自動車 日本体育大学 14 WTB 増保輝則 早稲田大学 私立城北高校 15 FB 細川隆弘 神戸製鋼 同志社大学 第一戦スコットランド戦、第二戦アイルランド戦のメンバーとは、第一戦は⑤エケロマ、⑥梶原、⑦中島修二(日本電気所属・明治大学卒)、⑨村田亙(東芝府中所属・専修大学卒)、第二戦は②藤田剛(日本IBM所属・明治大学卒)という相違点がある。 次のW杯で、日本はニュージーランドに17-145で破れ、大会史上最多失点記録を更新した。この醜態が日本でのラグビーの人気低下を招いたと言われ(監督は小藪修)、宿沢が強化委員長として就任した2002年に、小藪が監督を務めた1992年からを「失われた10年」と呼んだ。
※この「W杯初勝利のジンバブエ戦」の解説は、「宿澤広朗」の解説の一部です。
「W杯初勝利のジンバブエ戦」を含む「宿澤広朗」の記事については、「宿澤広朗」の概要を参照ください。
- W杯初勝利のジンバブエ戦のページへのリンク