UploadDataCompletedEventArgs

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

UploadDataCompletedEventArgs クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

UploadDataCompleted イベントのデータを提供します。

名前空間: System.Net
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class UploadDataCompletedEventArgs
    Inherits AsyncCompletedEventArgs

Visual Basic (使用法)

Dim instance As UploadDataCompletedEventArgs

C#

public class UploadDataCompletedEventArgs :
 AsyncCompletedEventArgs

C++

public ref class UploadDataCompletedEventArgs
 : public AsyncCompletedEventArgs

J#

public class UploadDataCompletedEventArgs extends
 AsyncCompletedEventArgs

JScript

public class UploadDataCompletedEventArgs extends
 AsyncCompletedEventArgs

解説

このクラスのインスタンスは UploadDataCompletedEventHandler に渡されます。

使用例

非同期的にデータをアップロードするコード例を次に示します。

Visual Basic

Public Shared Sub UploadDataInBackground2(ByVal
 address As String)

    Dim client As WebClient = New
 WebClient()
    Dim text As String =
 "Time = 12:00am temperature = 50"
    Dim data() As Byte =
 System.Text.Encoding.UTF8.GetBytes(text)
    Dim method As String
 = "POST"

    AddHandler client.UploadDataCompleted, AddressOf
 UploadDataCallback2
    Dim uri as Uri = New
 Uri(address)
                client.UploadDataAsync(uri, method, data)
End Sub

C#

public static void UploadDataInBackground2
 (string address)
{
    WebClient client = new WebClient ();
    Uri uri = new Uri(address);
    string text = "Time = 12:00am temperature = 50";
    byte[] data = System.Text.Encoding.UTF8.GetBytes (text);
    string method = "POST";

    client.UploadDataCompleted += new UploadDataCompletedEventHandler
 (UploadDataCallback2);
    client.UploadDataAsync (uri, method, data);
}

アップロードが完了すると次のメソッドが呼び出されます。

Visual Basic

Public Shared Sub UploadDataCallback2(ByVal
 sender As Object, ByVal
 e As UploadDataCompletedEventArgs)

    Dim data() As Byte =
 CType(e.Result, Byte())
    Dim reply As String
 = System.Text.Encoding.UTF8.GetString(data)

    Console.WriteLine(reply)
End Sub

C#

public static void UploadDataCallback2
 (Object sender, UploadDataCompletedEventArgs e)
{
    byte[] data = (byte[])e.Result;
    string reply = System.Text.Encoding.UTF8.GetString (data);

    Console.WriteLine (reply);
}

継承階層

System.Object
   System.EventArgs
     System.ComponentModel.AsyncCompletedEventArgs
      System.Net.UploadDataCompletedEventArgs

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
UploadDataCompletedEventArgs メンバ
System.Net 名前空間

UploadDataCompletedEventArgs プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Cancelled	非同期操作がキャンセルされたかどうかを示す値を取得します。 ( AsyncCompletedEventArgs から継承されます。)
	Error	非同期操作中に発生したエラーを示す値を取得します。 ( AsyncCompletedEventArgs から継承されます。)
	Result	UploadDataAsync メソッドを呼び出すことによって開始されたデータ アップロード操作へのサーバー応答を取得します。
	UserState	非同期タスクの一意の識別子を取得します。 ( AsyncCompletedEventArgs から継承されます。)

参照

関連項目

UploadDataCompletedEventArgs クラス
System.Net 名前空間

UploadDataCompletedEventArgs メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)
	RaiseExceptionIfNecessary	非同期操作が失敗した場合は、ユーザー指定の例外を発生させます。 ( AsyncCompletedEventArgs から継承されます。)

参照

関連項目

UploadDataCompletedEventArgs クラス
System.Net 名前空間

UploadDataCompletedEventArgs メンバ

UploadDataCompleted イベントのデータを提供します。

UploadDataCompletedEventArgs データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Cancelled	非同期操作がキャンセルされたかどうかを示す値を取得します。(AsyncCompletedEventArgs から継承されます。)
	Error	非同期操作中に発生したエラーを示す値を取得します。(AsyncCompletedEventArgs から継承されます。)
	Result	UploadDataAsync メソッドを呼び出すことによって開始されたデータ アップロード操作へのサーバー応答を取得します。
	UserState	非同期タスクの一意の識別子を取得します。(AsyncCompletedEventArgs から継承されます。)

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)
	RaiseExceptionIfNecessary	非同期操作が失敗した場合は、ユーザー指定の例外を発生させます。 (AsyncCompletedEventArgs から継承されます。)

参照

関連項目

UploadDataCompletedEventArgs クラス
System.Net 名前空間