tentative
「tentative」とは、試験的な・一時的な・不確かなのことを意味する英語表現である。
「tentative」とは・「tentative」の意味
「tentative」とは、英語の形容詞・名詞である。形容詞「tentative」としては、主に「試験的な」「一時的な」「仮の」「暫定的な」「不確かな」「おずおずした」「ためらいがちな」といった意味を持つ。名詞「tentative」としては、「試案」「仮説」「試み」といった意味である。名詞「tentative」の複数形は「tentatives」となる。「tentative」の派生語として、「試験的に」「おそるおそる」「ためらいがちに」といった意味の副詞「tentatively」、「ちゅうちょ」「ためらい」「あやふやなこと」といった意味の名詞「tentativeness」がある。「tentative」の発音・読み方
「tentative」の発音記号は「téntətiv」と表記される。「tentative」の発音をカタカナ表記すると、「テンタティブ」となる。「テンタティブ」の最初の「テ」にアクセントを付けて発音をする。「tentative」の略語
「tentative」の略語は存在しない。ただし「tentative」と似たような表現に、「to be announced(未定・後日発表)」「to be determined(未決定・未確定)」「to be confirmed(未確定・確認中)」がある。それぞれ頭文字を取って、「TBA」「TBD」「TBC」と省略される。「tentative」の語源・由来
「tentative」の語源は、「試作」「テスト」といった意味の中世ラテン語「tentativus」から来ている。「tentativus」は「操作する」「テストする」といった意味の中世ラテン語の動詞「temptare」の過去分詞である。「tentativus」から16世紀後半に「tentative」になったと考えられている。「tentative」の覚え方
「tentative」の覚え方として、「テントを建て(tentative)て、暫定的な住まいにしましょう」などの語呂合わせがある。「tentative」と「temporary」の違い
「temporary」は英語の形容詞で、「一時的な」「限られた時間での」「臨時の」といった意味である。「temporary」は「tentative」と似た表現であるが、「tentative」は変更の可能性がある「暫定的な」ニュアンスを含み、「temporary」は正式な物ができるまでの「その場しのぎ」のニュアンスを含む。また「temporary」の方が、日常会話でよく使用される。「tentative」の類語
「一時的な」「仮の」「暫定的な」といった意味の「tentative」の類語には、以下の単語が挙げられる。・unconfirmed(未確認)
・unsettled(未定)
・provisional(暫定的)
・experimental(実験的)
・indefinite(不定)
・undecided(未定)
・preliminary(予備)
・test(テスト)
・trial(トライアル)
・pilot(パイロット)
「不確かな」「おずおずした」「ためらいがちな」といった意味の「tentative」の類語には、以下の単語が挙げられる。
・hesitant(ちゅうちょする)
・faltering(たじろぐ)
・doubtful(疑わしい)
・backward(後ろ向き)
・cautious(用心深い)
・uncertain(不確実)
・unsure(不確かな)
・timid(臆病)
・diffident(自信がない)
「tentative」の対義語
「一時的な」「仮の」「暫定的な」といった意味の「tentative」の対義語には、以下の単語が挙げられる。・final(最終的)
・fixed(修正済み)
・confirmed(確認された)
・definite(限定的)
・settled(解決された)
・resolved(解決された)
・decisive(決定的)
・conclusive(決定的)
「不確かな」「おずおずした」「ためらいがちな」といった意味の「tentative」の対義語には、以下の単語が挙げられる。
・confident(自信のある)
・assured(確かな)
・certain(確かな)
・unhesitating(ためらわずに)
・bold(大胆な)
「tentative」を含む英熟語・英語表現
「tentative(楽曲)」とは
アメリカのメタルバンド「システム・オブ・ア・ダウン(System of a Down)」が、2005年にリリースしたアルバム作品「ヒプノタイズ(Hypnotize)」に収録された楽曲である。
「tentative schedule」とは
「仮のスケジュール」「今後の予定」といった意味である。
「tentative」の使い方・例文
「tentative」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・We made a tentative reservation for a week at the pension.(私たちはペンションで1週間泊まるための仮予約をした)
・Try to make a tentative schedule.(仮のスケジュールを立ててみて)
・A tentative knock echoed through the room(ためらいがちなノックの音が部屋に響いた)
・It is important to create a tentative draft, implement it, and improve it.(試案を作成し、実施し、改善することが大切である)
・After a heated discussion, we reached a tentative agreement.(激しい議論をした後、私たちは暫定的な合意をした)
・「What rank am I currently?」「You are tentative 3rd.」(「私は現在何位なの?」「あなたは暫定3位だよ」
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