SqlDataSource.Select メソッド
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)

Dim instance As SqlDataSource Dim arguments As DataSourceSelectArguments Dim returnValue As IEnumerable returnValue = instance.Select(arguments)
戻り値
データ行の IEnumerable リスト。


Select メソッドは、DataSourceMode プロパティが DataSet 値に設定されている場合に、DataView オブジェクトを返し、DataSourceMode プロパティが DataReader 値に設定されている場合は、IDataReader オブジェクトを返します。データの読み取りが終わったら、IDataReader オブジェクトを閉じます。
Select 操作を実行する前に、OnSelecting メソッドが呼び出されて Selecting イベントが発生します。このイベントを処理してパラメータの値を調べ、Select 操作の前に処理を実行できます。
Select 操作の完了後、OnSelected メソッドが呼び出されて Selected イベントが発生します。このイベントを処理することにより、戻り値とエラー コードを調べ、後処理を実行できます。
DataSourceMode プロパティが DataSet 値に設定されていてキャッシュが有効な場合、SqlDataSource オブジェクトは、Select 操作中にキャッシュに対するデータの取得および保存を行います。キャッシュの作成、破棄、リフレッシュは、CacheDuration プロパティおよび CacheExpirationPolicy プロパティによって指定されたキャッシュ動作に基づいて行われます。
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Microsoft Windows 認証の下でクライアント偽装を使用している場合、最初のユーザーがデータにアクセスすると、データがキャッシュされます。別のユーザーが同じデータを要求した場合、データはキャッシュから取得されます。データベースに対してもう一度呼び出しを行っても、ユーザーのデータへのアクセスを確認するためにデータ取得を実行することはありません。複数ユーザーによるデータへのアクセスが想定され、データが取得されるたびにデータベースのセキュリティ構成を使用して検証する場合は、キャッシュを使用しないでください。 |
DataSourceMode が DataSet 値に設定されていて、FilterExpression プロパティが指定されている場合、指定された任意の FilterParameters プロパティと組み合わせて評価され、評価の結果得られるフィルタがデータのリストに対して Select 操作中に適用されます。
Select メソッドは、SqlDataSource コントロールに関連付けられた SqlDataSourceView の Select メソッドに処理を代行させます。データ取得操作を実行するために、SqlDataSourceView は、SelectCommand テキストと関連する任意の SelectParameters を使用して、DbCommand オブジェクトを構築し、基になるデータベースに対して DbCommand を実行します。

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