Socket.Shutdown メソッドとは? わかりやすく解説

Socket.Shutdown メソッド

Socket での送受信無効にます。

名前空間: System.Net.Sockets
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文構文

例外例外
解説解説

コネクション指向Socket使用している場合は、Socket閉じ前に必ず Shutdown メソッド呼び出します。これにより、閉じる前の接続ソケットすべてのデータ送受信されるようになります

Close メソッド呼び出してSocket関連付けられたすべてのマネージ リソースとアンマネージ リソース解放します。閉じた後は Socket再利用はできません。

how パラメータ有効な SocketShutdown 列挙値を次の表に示します

説明

Send

この Socket での送信無効にます。

Receive

この Socket での受信無効にます。

Both

この Socket での送受信無効にます。

howSend設定すると、後続Send への呼び出し禁止指定されます。コネクションレスSocket使用している場合は、Send指定して無効です。

howReceive設定すると、後続Receive への呼び出し禁止指定されます。下位プロトコル層には影響与えません。コネクション指向プロトコル使用している場合は、Shutdown呼び出した後に次の条件いずれか存在すると、接続終了します

コネクションレスプロトコル使用している場合データグラム受け入れられキュー置かれます。ただし、追加受信データグラム用のバッファ領域ない場合は、そのデータグラム破棄されます。このとき送信者側にはエラー返されません。コネクションレスSocketShutdown使用することはお勧めできません。

how を Both に設定すると、上記のように送信および受信両方無効になります

メモメモ

Shutdown メソッド呼び出したときに SocketException発生した場合は、SocketException.ErrorCode プロパティ使用して具体的なエラー コード取得してください。このコード取得したら、Windows Socket Version 2 API エラー コードドキュメントエラー詳細情報確認してください。これは MSDN ライブラリから入手できます

使用例使用例

Shutdown使用して Socket無効にするコード例次に示します

    aSocket.Shutdown(SocketShutdown.Both)
    aSocket.Close()

End Sub 'SocketClose
aSocket.Shutdown(SocketShutdown.Both);
aSocket.Close();
aSocket->Shutdown( SocketShutdown::Both );
aSocket->Close();
if ( aSocket->Connected )
{
   Console::WriteLine( "Winsock error: {0}", Convert::ToString(
      System::Runtime::InteropServices::Marshal::GetLastWin32Error() ) );
}
プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
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