トレース情報とは? わかりやすく解説

トレース情報

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 02:28 UTC 版)

Simple Mail Transfer Protocol」の記事における「トレース情報」の解説

SMTPサーバーDATAコマンドでメールデータを渡され、メールトランザクションが終了したら必ず先頭Receivedヘッダフィールドを追加しなければならない。すでにReceived行があっても、書き換えたり削除した順番替えたりてはならないReceivedヘッダフィールドは Received:FROM <ドメイン名> ()BY <ドメイン名> ()VIA <トランスポートプロトコル(TCPなど)>WITH ESMTP(またはSMTP)ID FOR <メールアドレス><日時(RFC 5322形式)> の情報構成される。ここでは改行しているが実際改行ではなくスペース区切られる。FROM節はEHLOコマンド示され送信ドメイン名TCP接続から判明する送信元のIPアドレスとを両方含むべきである。VIA, WITH, ID, FOR節は任意である。 また、SMTPサーバーメール最終配送を行う場合先頭Return-pathヘッダフィールドを追加しなければならないReturn-pathヘッダフィールドはMAILコマンドの<送信元メールアドレス>を挿入するSMTP環境から出ていく時、SMTP送信メールアドレス情報失われないようにするためである。この、エラー報告するのに使用される送信メールアドレス実際送信者のメールアドレス異なることも可能である。

※この「トレース情報」の解説は、「Simple Mail Transfer Protocol」の解説の一部です。
「トレース情報」を含む「Simple Mail Transfer Protocol」の記事については、「Simple Mail Transfer Protocol」の概要を参照ください。

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Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのSimple Mail Transfer Protocol (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

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