サルトリイバラ科
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サルトリイバラ科(サルトリイバラか、またはシオデ科(シオデか)、Smilacaceae)は単子葉植物に属する科。 従来ユリ科に含められていたが、形態が他のユリ科植物と大きく異なるためクロンキスト体系では独立の科とされている。
- ^ Smilacaceae in Flora of North America @ efloras.org(英語)
- ^ 『日本難訓難語大辞典』遊子館、2007年。
- ^ a b 『難訓辞典』東京堂出版、1956年。
- 1 サルトリイバラ科とは
- 2 サルトリイバラ科の概要
- 3 日本で見られる主な種
- 4 外部リンク
Smilacaceae
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「サルトリイバラ科」の記事における「Smilacaceae」の解説
狭義のサルトリイバラ科。葉は幅広い心臓形、托葉が巻きひげになっているのが特徴(一部の種は葉柄で巻きつく)。花は単性花で雌雄異株のものが多く、小型の花が散形花序をつくるものが多い。果実は液果。 2ないし4属、約370種が世界的に広く分布する。日本にはシオデ(サルトリイバラ)属 Smilax とカラスキバサンキライ属 Heterosmilax の10種ほどが分布し、そのほか Pseudosmilax 属などに分けられる。 つる性草本のシオデ Smilax riparia var. ussuriensis は山菜として知られ、栽培も試みられている。木本のサルトリイバラ Smilax china は茎にとげがあり、秋に赤く熟する果実が美しいのでいけばなに用いられる。また、西日本のかなり広範な地域では、柏餅のカシワの葉の代用としてこれを用いる。
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