Screen

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Screen クラス

1 つのシステム上の 1 つ以上のディスプレイ デバイスを表します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class Screen

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Screen

C#

public class Screen

C++

public ref class Screen

J#

public class Screen

JScript

public class Screen

解説

このオブジェクトのコンストラクタはパブリックではないため、明示的に Screen オブジェクトを作成することはできません。このオブジェクトは、パブリック メソッドを呼び出すと作成されます。

使用例

Screen クラスのさまざまなメソッドおよびプロパティを使用する方法を次のコード例に示します。この例では AllScreens プロパティを呼び出して、システムに接続しているすべての画面の配列を取得します。返される Screen ごとに、デバイス名、範囲、型、作業領域、およびプライマリ画面を ListBox に追加します。

Visual Basic

Private Sub Button1_Click(ByVal
 sender As System.Object, ByVal e As
 System.EventArgs) Handles BtnGetScreenInfo.Click

    Dim Index As Integer
    Dim UpperBound As Integer

    ' Gets an array of all the screens connected to the system.

    Dim Screens() As System.Windows.Forms.Screen
 = _
        System.Windows.Forms.Screen.AllScreens
    UpperBound = Screens.GetUpperBound(0)

    For Index = 0 To UpperBound

        ' For each screen, add the screen properties to a list box.

        ListBox1.Items.Add("Device Name: " + Screens(Index).DeviceName)
        ListBox1.Items.Add("Bounds: " + Screens(Index).Bounds.ToString())
        ListBox1.Items.Add("Type: " + Screens(Index).GetType().ToString())
        ListBox1.Items.Add("Working Area: " + Screens(Index).WorkingArea.ToString())
        ListBox1.Items.Add("Primary Screen: " + Screens(Index).Primary.ToString())

    Next



End Sub

C#

private void button1_Click(object sender, System.EventArgs
 e)
{
    int index;
    int upperBound; 

    // Gets an array of all the screens connected to the system.

    Screen [] screens = Screen.AllScreens;
    upperBound = screens.GetUpperBound(0);

    for(index = 0; index <= upperBound; index++)
    {

        // For each screen, add the screen properties to a list box.

        listBox1.Items.Add("Device Name: " + screens[index].DeviceName);
        listBox1.Items.Add("Bounds: " + screens[index].Bounds.ToString());
        listBox1.Items.Add("Type: " + screens[index].GetType().ToString());
        listBox1.Items.Add("Working Area: " + screens[index].WorkingArea.ToString());
        listBox1.Items.Add("Primary Screen: " + screens[index].Primary.ToString());

    }

}

C++

private:
   void button1_Click( Object^ /*sender*/, System::EventArgs^
 /*e*/ )
   {
      int index;
      int upperBound;

      // Gets an array of all the screens connected to the system.
      array<Screen^>^screens = Screen::AllScreens;
      upperBound = screens->GetUpperBound( 0 );
      for ( index = 0; index <= upperBound; index++ )
      {
         // For each screen, add the screen properties to a list box.
         listBox1->Items->Add( String::Concat( "Device Name: ", screens[
 index ]->DeviceName ) );
         listBox1->Items->Add( String::Concat( "Bounds: ", screens[
 index ]->Bounds ) );
         listBox1->Items->Add( String::Concat( "Type: ", screens[
 index ]->GetType() ) );
         listBox1->Items->Add( String::Concat( "Working Area: ",
 screens[ index ]->WorkingArea ) );
         listBox1->Items->Add( String::Concat( "Primary Screen: ",
 screens[ index ]->Primary ) );
      }
   }

J#

private void button1_Click(Object sender, System.EventArgs
 e)
{
    int index;
    int upperBound;
    // Gets an array of all the screens connected to the system.
    Screen screens[] = Screen.get_AllScreens();
    upperBound = screens.GetUpperBound(0);

    for (index = 0; index <= upperBound; index++) {
        // For each screen, add the screen properties to a list box.
        listBox1.get_Items().Add("Device Name: " + screens[index].
            get_DeviceName());
        listBox1.get_Items().Add("Bounds: " + screens[index].get_Bounds()
            .ToString());
        listBox1.get_Items().Add("Type: " + screens[index].GetType().
            ToString());
        listBox1.get_Items().Add("Working Area: " + screens[index].
            get_WorkingArea().ToString());
        listBox1.get_Items().Add("Primary Screen: " + 
            ((System.Boolean)screens[index].get_Primary()).ToString());
    }
} //button1_Click

継承階層

System.Object
  System.Windows.Forms.Screen

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
Screen メンバ
System.Windows.Forms 名前空間

Screen プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	WorkingArea	ディスプレイの作業領域を取得します。作業領域とは、ディスプレイのデスクトップ領域からタスクバー、ドッキングされたウィンドウ、およびドッキングされたツール バーを除いた部分です。

参照

関連項目

Screen クラス
System.Windows.Forms 名前空間

Screen メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 オーバーライドされます。
	FromControl	指定したコントロールの最大部分を保持するディスプレイを表す Screen を取得します。
	FromHandle	指定したハンドルによって参照されているオブジェクトの最大領域を保持するディスプレイを表す Screen を取得します。
	FromPoint	指定したポイントを保持するディスプレイを表す Screen を取得します。
	FromRectangle	四角形の最大部分を保持するディスプレイの Screen を取得します。
	GetBounds	オーバーロードされます。 ディスプレイの範囲を取得します。
	GetHashCode	オーバーライドされます。 オブジェクトのハッシュ コードを計算して取得します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	GetWorkingArea	オーバーロードされます。 ディスプレイの作業領域を取得します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	オーバーライドされます。 このオブジェクトを表す文字列を取得します。

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

Screen クラス
System.Windows.Forms 名前空間

Screen メンバ

1 つのシステム上の 1 つ以上のディスプレイ デバイスを表します。

Screen データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	WorkingArea	ディスプレイの作業領域を取得します。作業領域とは、ディスプレイのデスクトップ領域からタスクバー、ドッキングされたウィンドウ、およびドッキングされたツール バーを除いた部分です。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 オーバーライドされます。
	FromControl	指定したコントロールの最大部分を保持するディスプレイを表す Screen を取得します。
	FromHandle	指定したハンドルによって参照されているオブジェクトの最大領域を保持するディスプレイを表す Screen を取得します。
	FromPoint	指定したポイントを保持するディスプレイを表す Screen を取得します。
	FromRectangle	四角形の最大部分を保持するディスプレイの Screen を取得します。
	GetBounds	オーバーロードされます。 ディスプレイの範囲を取得します。
	GetHashCode	オーバーライドされます。 オブジェクトのハッシュ コードを計算して取得します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	GetWorkingArea	オーバーロードされます。 ディスプレイの作業領域を取得します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	オーバーライドされます。 このオブジェクトを表す文字列を取得します。

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

Screen クラス
System.Windows.Forms 名前空間