Ru/Li/Lu/Ra~歌姫は紡ぐ、救いの歌を
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「幻奏戦記RuLiLuRa」の記事における「Ru/Li/Lu/Ra~歌姫は紡ぐ、救いの歌を」の解説
本作はゲームぎゃざ(現・GAME JAPAN)で2002年1月号から2003年3月号まで隔月で連載された読者参加企画。『Ru/Li/Lu/Ra~歌姫は紡ぐ、救いの歌を』とはゲームぎゃざ連載時の本作のタイトルである。これ以降のRu/Li/Lu/Raシリーズは、全て本作をベースとしている。参加者は現世世界(地球)から異世界アーカイアに召喚された一人の『機奏英雄(コンダクター)』として『絶対奏甲(アブソリュート・フォノ・クラスタ)』と呼ばれるロボットに搭乗し、自身の半身たる『歌姫(メイデン)』と共に『英雄戦争』と呼ばれる戦いに身を投じる。 本作には主人公が用意され大まかな話の流れを作ってはいるが、あくまで参加者が主役であり、本作の主人公である『御空ひびき』や『音羽響』の動向が注目されることはほとんど無かった。 システムははがきを投函してゲームに参加するプレイバイメール形式となっている。参加者は新規参加時は自身の機奏英雄や歌姫の設定(歌姫は無しにすることもできる)を、継続参加者は前回の結果を反映させたものをはがきに記入して投函する。はがきを投函した翌月に自身の戦果・ミッションの結果などが返ってくるシステムとなっている。返信はがきに記される結果は自身の戦果の他、奏甲や情報の入手、英雄(プレイヤー)や歌姫のレベルアップや死亡など多彩であった。また、ごく一部のプレイヤーは『星芒奏甲(クロイツ・シリーズ)』と呼ばれる強力無比な奏甲を入手することができた。また、キャラクター作成時に所属する勢力も設定でき、所属勢力によって使用できる奏甲やアイテム、最終目標も変わってくるなどの特徴もあった。 本作は「美少女(歌姫)」「巨大ロボット(絶対奏甲)」「カスタマイズ(自分の機体のカスタム化)」という3要素を核として人気を博し、総参加者数が1万人以上になるという大規模なコンテンツとなった。また参加者が作成したキャラクターの大半が日本人キャラクターであったと言われている。
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