ResourceExpressionFields

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ResourceExpressionFields クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

解析されたリソース式のフィールドが格納されます。

名前空間: System.Web.Compilation
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 ResourceExpressionFields

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ResourceExpressionFields

C#

public sealed class ResourceExpressionFields

C++

public ref class ResourceExpressionFields sealed

J#

public final class ResourceExpressionFields

JScript

public final class ResourceExpressionFields

解説

ページの解析時に、リソース式に含まれている値が解析され、ResourceExpressionFields クラスのインスタンスに格納されます。この ResourceExpressionFields オブジェクトには、ClassKey と ResourceKey の 2 つのフィールドがあります。これらのフィールドは、リソース式の値から明示的 (<%$ Resources: ClassKey, ResourceKey %>) または暗黙的 (meta:resourcekey="ResourceKey") な形式で導出されます。

ClassKey プロパティは、リソース ファイルにマップされているリソースのクラス名を示します。たとえば、Financial.resx という名前のリソース ファイルまたは Financial.en-GB.resx などのローカライズされたバージョンを参照する場合、リソース式は <%$ Resources: Financial, ResourceKey %> のようになります。解析後、ClassKey プロパティは値として "Financial" を返します。

ResourceKey プロパティは、ファイルから取得する特定のキー/値ペアを示します。Financial.resx ファイルに Currency というキーが含まれている場合、その値をリソース式 <%$ Resources: Financial, Currency %> を使用して指定できます。解析後、ResourceKey プロパティは値として "Currency" を返します。

リソース式は ParseExpression メソッドを使用して解析されます。

注意
機密情報をリソース ファイルに格納しないでください。

.NET Framework のセキュリティ

• AspNetHostingPermission  値の取得に使用します。Minimal (関連する列挙体)

継承階層

System.Object
  System.Web.Compilation.ResourceExpressionFields

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ResourceExpressionFields メンバ
System.Web.Compilation 名前空間
ResourceExpressionBuilder クラス

ResourceExpressionFields プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	ClassKey	解析されたリソース式のクラス キーを取得します。
	ResourceKey	解析されたリソース式のリソース キーを取得します。

参照

関連項目

ResourceExpressionFields クラス
System.Web.Compilation 名前空間
ResourceExpressionBuilder クラス

ResourceExpressionFields メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

ResourceExpressionFields クラス
System.Web.Compilation 名前空間
ResourceExpressionBuilder クラス

ResourceExpressionFields メンバ

解析されたリソース式のフィールドが格納されます。

ResourceExpressionFields データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	ClassKey	解析されたリソース式のクラス キーを取得します。
	ResourceKey	解析されたリソース式のリソース キーを取得します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

ResourceExpressionFields クラス
System.Web.Compilation 名前空間
ResourceExpressionBuilder クラス