戸部 (部首)とは? わかりやすく解説

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戸部 (部首)

(Radical 63 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 06:45 UTC 版)

戶(戸・户)
康熙字典 214 部首
戈部 戸部 手部
1 一 丨 丶 丿 乙 亅 2 二 亠 人 儿 入 八 冂
冖 冫 几 凵 刀 力 勹 匕 匚 匸 十 卜 卩 厂 厶
又 3 口 囗 土 士 夂 夊 夕 大 女 子 宀 寸 小
尢 尸 屮 山 巛 工 己 巾 干 幺 广 廴 廾 弋 弓
彐 彡 彳 4 心 戈 戶 手 支 攴 文 斗 斤 方 无
日 曰 月 木 欠 止 歹 殳 毋 比 毛 氏 气 水 火
爪 父 爻 爿 片 牙 牛 犬 5 玄 玉 瓜 瓦 甘 生
用 田 疋 疒 癶 白 皮 皿 目 矛 矢 石 示 禸 禾
穴 立 6 竹 米 糸 缶 网 羊 羽 老 而 耒 耳 聿
肉 臣 自 至 臼 舌 舛 舟 艮 色 艸 虍 虫 血 行
衣 襾 7 見 角 言 谷 豆 豕 豸 貝 赤 走 足 身
車 辛 辰 辵 邑 酉 釆 里 8 金 長 門 阜 隶 隹
雨 靑 非 9 面 革 韋 韭 音 頁 風 飛 食 首 香
10 馬 骨 高 髟 鬥 鬯 鬲 鬼 11 魚 鳥 鹵 鹿 麥
麻 12 黃 黍 黑 黹 13 黽 鼎 鼓 鼠 14 鼻 齊 15
齒 16 龍 龜 17 龠

戸部(こぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では63番目に置かれる(4画の3番目)。

概要

「戸」の字は片扉の形に象る。

両扉を「門」といい、片扉を「戸」という。中国古代の住宅では敷地や廟への入口に門が使われ、敷地内の建物や小さな出入り口に戸が使われた。

偏旁の意符としては扉や部屋に関することを示す。

戸部はこのような意符を構成要素とする漢字を分類する。

字体のデザイン差

なお戸の印刷字体は康熙字典体・台湾の国字標準字体では「戶」であるが、日本の新字体では「戸」、中国の新字形・香港の常用字字形表では偏となる「所」を除き「户」としている。ただし、日本の表外漢字字体表は康熙字典体に従い、基本的に「扁」や「篇」といったように「戶」が使われている。

康熙字典
韓国・台湾
日本(表外字)
日本(新字体) 中国・香港
U+6236 U+6238 U+6237
戶 戸 户

日本でも手書き等で「户」と書かれる事もある。また、短い縦棒の下に「尸」がくっつく形で書かれることもある。

簡略字体の構成要素としての「戸」

「盧」を構成要素に持つ「爐」の新字体は、「盧」の部分を「戸」に置き換えた「炉」である。

表外字の「盧」を構成要素に持つ漢字もこれに倣い「盧」の部分を「戸」に置き換えた略字が広く使われ、JIS漢字にも多数存在する。この場合字形は「戶」となる事もある。ただし、部首等の付かない単体の「盧」という字は略していない。

例:「蘆」→「芦」、「櫨」→「枦」、「鱸」→「魲」

また、「 沪」は、「盧」でなく「慮」を構成要素に持つ「濾」の代わりに使われ、「濾過」の代わりに「 沪過」とする表記が教科書などで広く使われている。ただし、この場合略字でなく代用であるという考え方もある。

中国の簡体字では「爐」や「蘆」は(第一画目が横棒か点かの違いはあるが)日本と同じ「盧」→「戸」とするが、「櫨」、「鱸」など「盧」の部分を「戸」でなく「卢」に置換える(「栌」、「鲈」となる)という別の簡略の仕方をするものもあるので注意を要する。また、「護」の簡体字である「护」などでも構成要素としての「戸」が見られる。

部首の通称

  • 日本語:と、とかんむり、とだれ、とびらのと
  • 中国語:户字頭
  • 朝鮮語:지게호부(jige ho bu、片扉の戸部)
  • 英語:Radical door

部首字

戶

例字

  • 戶(戸)・所(所)・房(房)・ 戾(戻)・扇(扇)・扉(扉)・𢩢



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