PlayStation版の特徴
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「ファイナルファンタジーVI」の記事における「PlayStation版の特徴」の解説
1999年3月にPlayStationで発売された『ファイナルファンタジーVI』(単品)、及び『ファイナルファンタジーコレクション』のDISC3は、スーパーファミコンで発売されたものとほとんど同じ内容となっている。 ただし、以下のような変更点がある。 オープニング、エンディングにCGムービーが追加。 ゲームのデータ、設定資料などを鑑賞する「おまけ」モードが追加された。「やりこみじいさん」によりゲームの「やりこみ度」を閲覧可能(この機能は、後のGBA版には存在しない)。ゲームクリアを記録したシステムファイルがあれば、見られるデータが増える(一部、『FFV』の設定資料もある)。 ゲーム開始時にランダムでキャラクター1名が登場。ごく稀に『FFIII』のたまねぎ剣士、及び『FFVIII』のスコールが現れる。 マップ内では「×」ボタン+方向キーでダッシュ(2倍速での移動)が出来る。即ちゲーム開始時からダッシュが使える。ダッシューズ装備時は、方向キーのみで2倍、「×」+方向キーで4倍になる。 CD-ROMによる読み込みのため、画面の切り替え、メニュー画面の読み込み、エンカウント処理がSFC版よりも遅い。 エンカウント時、戦闘終了時のモザイク演出が変更されている。 戦闘中などに派手な演出が発生した際、コンピューターの処理により演出がスローモーションになる。 音源がSFC版と違うため、音楽や効果音などの音質がSFC版から若干変わっている。また、エンディングの曲と画面がずれており(同期が取れておらず曲が画面に比べてだんだん遅れていく)、BGMが鳴り終わらずにエンディング用のCGアニメーションが再生されてしまう。 多くの細かな怪現象や不具合が修正されている。ただし、「バニシュ+デス」のようにSFC版から引き続き残されているものもある。 ガウが勲章を装備できなくなるなど、一部のアイテムの装備可能キャラクターが変更となった。 ゾゾの街のダダルマーなど、一部の敵およびボスが強化された。 敵とのエンカウント率が非常に高く、戦闘終了後1歩移動するだけでエンカウントすることもある。 「メモファイル」機能により、一時的なセーブが可能になっている。ただし一時的な保存なのでリセットボタンを押すか、電源を切ると消滅する(ソフトリセットでは消えない)。 ダリルの墓でファルコン号を蘇らせる前に飛空艇が世界中を駆け回る回想シーンがあるが見た目がブラックジャック号っぽくなっている(SFC版はファルコン号) メニュー画面のとくしゅのマッシュのひっさつわざについてSFC版ではコマンドと効果が表示されていたがPS版では技の名前も表示されるようになった。
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