PlayStation用ソフトの開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 18:36 UTC 版)
「ありす in Cyberland」の記事における「PlayStation用ソフトの開発」の解説
当時インターネットカフェ「オキエラビッチェ」を経営していた千葉麗子が本作の看板プロデューサーに起用されたほか、グラムスのアダルトゲームブランド・ジャニスの作品に参加していた森山大輔が、キャラクターデザイナーとして起用された。また、脚本は『バブルガムクライシス』などで知られる小中千昭が手がけた。加えて、声優には浅田葉子、荒木香恵、宮村優子をはじめとする人気声優が多数起用された。 本作は『不思議の国のアリス』をモチーフとしており、同作にちなんだサブタイトルが出てくるほか、登場人物が巨大化したり、笑う猫が悪戯をするといった同作での出来事が仮想空間「サイバーランド」という舞台の中で表現される。また、本作には『不思議の国のアリス』以外にもオマージュが存在しており、たとえば、「ありす達3人が特殊なスーツを着てカプセルに入り、カプセルが液体に満たされてからサイバーランドにダイブする」という描写は、1995年から96年にかけて放送されたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』と類似している。 本作のシナリオには、過去や1996年当時の要素だけでなく、未来のインターネット事情の予測も組み込まれており、通信可能な小型端末の普及や、ウイルスによって戸籍データ内の顔写真が無関係の性的な画像と合成されて拡散される様子が描かれている。
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