PC41型
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ヨーロッパ内の排出ガス規制(Euro3)に適合させるためフルモデルチェンジを行い2007年から製造されたモデルで以下の変更点がある。 搭載される水冷4ストローク4バルブDOHC4気筒エンジンは同時期に開発されていた排気量600 ccのPC40型CBR600RR用PC40E型にスロットルボア変更などで中低速重視のトルク特性へ変更 燃料供給をPGM-FI電子式燃料噴射装置へ変更 燃料タンク容量を17 L→19 Lへ増大 フレームをアルミ製グラビティダイキャスト方式3ピース構造へ変更 ヘッドランプを異型タイプへ変更 マフラーをダウンタイプへ変更 前輪ディスクブレーキキャリパーを3ピストンへ変更 後輪ディスクブレーキローター径を220→240 mmへ拡大 オプションで前後連動のコンバインドABSを設定 2009年には以下のマイナーチェンジを実施。 車体色変更 フロントフォークにプリロードアジャスターと伸び側減衰力調整機構を追加 リヤショックに伸び側減衰力調整機構を追加 車名ロゴをステッカーから立体エンブレムへ変更 2010年のミラノモーターショーでは以下のマイナーチェンジを実施した2011年モデルを発表。 車体色変更 ヘッドライトならびに外装のデザイン変更 メーターをLCD化 ABSを前後連動のコンバインドから独立動作へ変更 本モデルにフルカウルを装備したCBR600Fを追加 2012年にはフロントフォークに伸び側と圧側の減衰力を無段階に調整できるH.M.A.S.を追加。 2014年に実質的な後継モデルCBR650F・CB650Fへフルモデルチェンジされ生産終了。
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PC41型
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「ホンダ・CBR600F」の記事における「PC41型」の解説
2011年からイタリア現地法人のホンダ・イタリア・インダストリアーレ(HONDA ITALIA INDUSTRIALE S.P.A.)が製造したヨーロッパ向け専用モデルである。2007年から製造されていたPC41型CB600F Hornetにカウルを装着し、多くの部品を共用していることから型式名・PC40型CBR600RR用PC40E型にスロットルボア変更などで中低速重視のトルク特性へ変更したスペック・ヨーロッパ内の排出ガス規制(Euro3)適合なども共通である。また本モデルでは、ABSの有無を選択でき、ABS仕様は車重211kg/3POTキャリパー、レス仕様は車重206kg/2POTキャリパーとされた。2014年に実質的な後継となるRC83型CBR650F・CB650Fへフルモデルチェンジされ生産終了。
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