PC35型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 06:56 UTC 版)
「ホンダ・CBR600F」の記事における「PC35型」の解説
PC35型CBR600F4i 1999年から販売されたモデル。PC25型からは以下の変更を実施した。 エンジンの内径x行程=67.0×42.5(mm)・圧縮比12.0へ変更 フレームをアルミニウム合金製へ変更。 盗難抑止の観点からイモビライザー装置H・I・S・Sを搭載。 海外向け輸出仕様は最高出力110ps/12,500rpm・最大トルク6.8kg-m/10,500rpmへ向上。日本国内向け仕様は引き続き継続されていた馬力規制から69ps/10,500rpm・5.3kg-m/7,500rpmのスペックとされた。 日本国内向け仕様は平成10年自動車排出ガス規制に適合させるためエキゾースト・エアインジェクションシステム(二次空気導入装置)搭載したため型式名をBC-PC35とした。 車名は海外向け輸出仕様がCBR600F4(シービーアールろっぴゃくエフふぉー)へ変更されたが、日本国内向け仕様は引き続きCBR600Fのまま1999年4月22日発表、同月23日発売。さらに2000年1月12日発表、同月13日発売でカラーリング変更のマイナーチェンジを実施した。 2001年には燃料供給を従来のキャブレターからPGM-FI電子式燃料噴射装置への変更を実施。車名を海外向け輸出仕様も含めCBR600F4i(シービーアールろっぴゃくエフふぉーアイ)に統一し、日本国内向け仕様は同年3月16日から発売されることが同月15日に発表された。なお日本国内向け仕様は海外向け輸出仕様と比較すると以下の相違点がある。また、北米向けをベースにしたレースベース仕様が発売され、全日本ロードレース選手権のST600クラスで2001年に武田雄一、2002年に清成龍一がそれぞれ王座を獲得している。 セパレート型シート・2灯式ヘッドライド・ハザードスイッチ・180km/hスピードリミッター装備 センタースタンド未装備 カムシャフトプロフィール 最高出力・最大トルク海外向け輸出仕様:110.2ps/12,500rpm・6.6kg-m/10,500rpm 日本国内向け仕様:69ps/10,500rpm・5.3kg-m/7,500rpm 日本国内向け仕様は2003年に生産終了となったが、海外向け輸出仕様は2007年まで製造された。
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