ONE PIECE関連のエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 10:23 UTC 版)
「山口由里子」の記事における「ONE PIECE関連のエピソード」の解説
2001年から『ONE PIECE』で演じるニコ・ロビン役は、オーディションではなく指名で決まった役であった。当時の監督だった宇田鋼之介からは、ロビンがレギュラーキャラクターでルフィの仲間になることも事前に聞かされていたといい、役を演じる上では「つかみどころのない人」を意識するように言われたという。 ロビンがバロックワークスのミス・オールサンデーだった頃については「本来の彼女の性質と違い、闇を抱えていた」と評し、「ルフィたちがその『闇』もひっくるめて、全てを受け入れてくれたことでロビンは救われました」と話している。 ロビンを演じる上で一番大きかったことは、ロビンの母親のニコ・オルビアを演じたことだった。幼いロビンではなく、母親であるオルビアとして「母親の気持ち」を演じたことで、改めてロビンを深く理解できるようになったという。その上で「ロビンとオルビア、どちらの心情もわかって今のロビンを演じているつもりです。ロビンは強いし、後ろを振り返らない。彼女の心の中にはルフィたちだけでなく、常にあの時の母もいる。オルビアを演じたからこそ、ロビンが母の気持ちを受け取ったという実感があります」と語っている。 山口は『ONE PIECE』を「声優という職業に対して、まっすぐな気持ちで向かせてくれた作品」「声優という職業のプライドやプロ意識を学んだ作品」と評している。ロビン役をもらったばかりの頃は、声優業を続けることに自信が持てず葛藤を抱えていたというが、『ONE PIECE』を経験したことで、どの現場でもプロ意識を持って向き合えるようになったと振り返っている。そして、「ロビン役を頂いたことは、運命としか思えなかったです」とし、ロビン役のオファーを与えてもらった事に深い感謝の想いを述べている。
※この「ONE PIECE関連のエピソード」の解説は、「山口由里子」の解説の一部です。
「ONE PIECE関連のエピソード」を含む「山口由里子」の記事については、「山口由里子」の概要を参照ください。
ONE PIECE関連のエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:38 UTC 版)
「中井和哉」の記事における「ONE PIECE関連のエピソード」の解説
『ONE PIECE』のオーディションに備え原作を読んだ時、「絶対ゾロをやりたい」と思い、実際にゾロ役に決まった。妻はサンジ役を希望していたが、後に中井本人は「サンジは声のイメージ的なものを含めて、自分にはできなかったと思う」と語っている。ちなみに、中井がゾロ役を射止めたオーディションには、同じ組でナミ役を担当することになる岡村明美がいた。 ゾロについて中井は、「麦わらの一味の中では、唯一ルフィを立てることを意識している人物」「誰か仕える人がいてこその存在」と評している。また、「かっこいいところと方向音痴なところの両方があってのゾロだけど、5.1対4.9でかっこよさの方が勝っていないとダメ」とも話している。 「ドレスローザ編」で「もっと悪い感じでゾロを演じてほしい」と演出スタッフに指示をされたときは戸惑ったという。中井はこれについて「『敵を前にしたときの不敵な感じを前面に出して』という指示」だったと後に話している。 中井は後に、ナミの過去が明らかになる「アーロンパーク編」での、ナミがルフィに助けを求める場面について「喫茶店でこのエピソードを読んだんですが、滂沱の涙を流したことを覚えています」と語っている。また、このエピソードを基にしたテレビスペシャル『エピソードオブナミ』(2012年8月25日放送)の公開記者会見では、「ミホークに負けるという挫折を味わったゾロが、『もう二度と負けるものか』という再起の中にいる段階の作品」「ゾロは何度も挫折して、そこから這い上がってきた男。初めての挫折から立ち上がっているゾロの姿を見ると、『こういう気持ちだった』と思い返せます」と語っている。 ゾロ役を演じるようになったことで「中井=剣士」というイメージが確立され、それ以来中井本人は先端恐怖症なのにもかかわらず剣士役のオファーばかりが来るようになった。
※この「ONE PIECE関連のエピソード」の解説は、「中井和哉」の解説の一部です。
「ONE PIECE関連のエピソード」を含む「中井和哉」の記事については、「中井和哉」の概要を参照ください。
- ONE PIECE関連のエピソードのページへのリンク