NativeObjectSecurity メンバ
アクセス制御リスト (ACL: Access Control List) を直接操作せずにネイティブなオブジェクトへのアクセスを制御する機能を提供します。ネイティブなオブジェクト型は、ResourceType 列挙体で定義されます。
NativeObjectSecurity データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AccessRightType | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられている、セキュリティ設定できるオブジェクトの Type を取得します。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | AccessRuleType | この ObjectSecurity オブジェクトのアクセス規則に関連付けられたオブジェクトの Type を取得します。Type オブジェクトは、SecurityIdentifier オブジェクトとしてキャストできるオブジェクトである必要があります。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | AreAccessRulesCanonical | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたアクセス規則の順序が標準であるかどうかを指定するブール値を取得します。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | AreAccessRulesProtected | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) が保護されているかどうかを指定するブール値を取得します。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | AreAuditRulesCanonical | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた監査規則の順序が標準であるかどうかを指定するブール値を取得します。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | AreAuditRulesProtected | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたシステム アクセス制御リスト (SACL: System Access Control List) が保護されているかどうかを指定するブール値を取得します。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | AuditRuleType | この ObjectSecurity オブジェクトの監査規則に関連付けられた Type オブジェクトを取得します。Type オブジェクトは、SecurityIdentifier オブジェクトとしてキャストできるオブジェクトである必要があります。(ObjectSecurity から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AccessRulesModified | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたアクセス規則が変更されているかどうかを指定するブール値を取得または設定します。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | AuditRulesModified | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた監査規則が変更されているかどうかを指定するブール値を取得または設定します。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | GroupModified | セキュリティ設定できるオブジェクトに関連付けられたグループが変更されているかどうかを指定するブール値を取得または設定します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | IsContainer | この ObjectSecurity オブジェクトがコンテナ オブジェクトであるかどうかを指定するブール値を取得します。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | IsDS | この ObjectSecurity オブジェクトがディレクトリ オブジェクトであるかどうかを指定するブール値を取得します。(ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | OwnerModified | セキュリティ設定できるオブジェクトの所有者が変更されているかどうかを指定するブール値を取得または設定します。(ObjectSecurity から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AccessRuleFactory | 値を指定して、AccessRule クラスの新しいインスタンスを初期化します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | AuditRuleFactory | 値を指定して、AuditRule クラスの新しいインスタンスを初期化します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetAccessRules | 指定したセキュリティ識別子に関連付けられたアクセス規則のコレクションを取得します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | GetAuditRules | 指定したセキュリティ識別子に関連付けられた監査規則のコレクションを取得します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | GetGroup | 指定した所有者に関連付けられているプライマリ グループを取得します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetOwner | 指定したプライマリ グループに関連付けられている所有者を取得します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | GetSecurityDescriptorBinaryForm | この ObjectSecurity オブジェクトのセキュリティ記述子情報を表すバイト値の配列を返します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | GetSecurityDescriptorSddlForm | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたセキュリティ記述子の指定したセクションの SDDL (Security Descriptor Definition Language) 形式を返します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | IsSddlConversionSupported | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたセキュリティ記述子を SDDL (Security Descriptor Definition Language) 形式に変換できるかどうかを示すブール値を返します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | ModifyAccessRule | 指定した変更を、この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) に適用します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | ModifyAuditRule | 指定した変更を、この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたシステム アクセス制御リスト (SACL: System Access Control List) に適用します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | PurgeAccessRules | 指定した IdentityReference に関連付けられたすべてのアクセス規則を削除します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | PurgeAuditRules | 指定した IdentityReference に関連付けられたすべての監査規則を削除します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | SetAccessRuleProtection | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたアクセス規則の保護を設定または削除します。保護されたアクセス規則を親オブジェクトから継承を通じて変更することはできません。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | SetAuditRuleProtection | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた監査規則の保護を設定または削除します。保護された監査規則を親オブジェクトから継承を通じて変更することはできません。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | SetGroup | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたセキュリティ記述子のプライマリ グループを設定します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | SetOwner | この ObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたセキュリティ記述子の所有者を設定します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | SetSecurityDescriptorBinaryForm | オーバーロードされます。 指定したバイナリ データからこの ObjectSecurity オブジェクトのセキュリティ記述子を設定します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | SetSecurityDescriptorSddlForm | オーバーロードされます。 指定した SDDL (Security Descriptor Definition Language) 文字列からこの ObjectSecurity オブジェクトのセキュリティ記述子を設定します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AddAccessRule | 指定したアクセス規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) に追加します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | AddAuditRule | 指定した監査規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたシステム アクセス制御リスト (SACL: System Access Control List) に追加します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ModifyAccess | 指定した変更を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) に適用します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | ModifyAudit | 指定した変更を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたシステム アクセス制御リスト (SACL: System Access Control List) に適用します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | Persist | オーバーロードされます。 オーバーライドされます。 この NativeObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたセキュリティ記述子の指定したセクションを、永続的なストレージに保存します。 |
![]() | ReadLock | 読み取りアクセスについて、この ObjectSecurity オブジェクトをロックします。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | ReadUnlock | 読み取りアクセスについて、この ObjectSecurity オブジェクトのロックを解除します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | RemoveAccessRule | 指定したアクセス規則と同じセキュリティ識別子とアクセス マスクを含むアクセス規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) から削除します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | RemoveAccessRuleAll | 指定したアクセス規則と同じセキュリティ識別子を含むすべてのアクセス規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) から削除します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | RemoveAccessRuleSpecific | 指定したアクセス規則と完全に一致するすべてのアクセス規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) から削除します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | RemoveAuditRule | 指定した監査規則と同じセキュリティ識別子とアクセス マスクを含む監査規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたシステム アクセス制御リスト (SACL: System Access Control List) から削除します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | RemoveAuditRuleAll | 指定した監査規則と同じセキュリティ識別子を含むすべての監査規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたシステム アクセス制御リスト (SACL: System Access Control List) から削除します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | RemoveAuditRuleSpecific | 指定した監査規則と完全に一致するすべての監査規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたシステム アクセス制御リスト (SACL: System Access Control List) から削除します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | ResetAccessRule | この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) 内のすべてのアクセス規則を削除し、指定したアクセス規則を追加します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | SetAccessRule | 指定したアクセス規則と同じセキュリティ識別子と修飾子を含むすべてのアクセス規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられた随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control) から削除し、指定したアクセス規則を追加します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | SetAuditRule | 指定した監査規則と同じセキュリティ識別子と修飾子を含むすべての監査規則を、この CommonObjectSecurity オブジェクトに関連付けられたシステム アクセス制御リスト (SACL: System Access Control List) から削除し、指定した監査規則を追加します。 (CommonObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | WriteLock | 書き込みアクセスについて、この ObjectSecurity オブジェクトをロックします。 (ObjectSecurity から継承されます。) |
![]() | WriteUnlock | 書き込みアクセスについて、この ObjectSecurity オブジェクトのロックを解除します。 (ObjectSecurity から継承されます。) |

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